2008年05月03日

Saturday TomoBiz Article Vol.138 (R.I-2)

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" ... I realized that the secret to golf isn't how low you shoot when it's going good, it's how to make your bad rounds better."
--Notah Begay

日本のプロスポーツを見たとき、規模は別にして現在ビジネス・マーケティングが成功しているスポーツは「女子ゴルフ」ぐらいと思う。

女子ゴルフはこの5年で大きく変わりました。
きっと、スポーツ関係者だけでなく、スポーツファンならその違いは明確に指摘ができると思います。

その要因は非常に単純だと分析します。
組織の意識改革、そして「マーケティング」:商品であるトーナメントのプロモーションをどのようにすれば最も効果があるかを真剣に考え、実行してきている結果だと思う。

女子プロゴルフの救世主と言われている宮里藍選手は、実は必然的に現れてきたものです。

と言うのは、女子ゴルフ協会はジュニアの育成に宮里選手の登場前から非常に力をいれてきた。育成とはスキルのトレーニングにとどまらず、メディアやファンとの対応の仕方、プロ選手としての自覚なども含むようです。

つまり、プロ選手として最高のパフォーマンスを魅せるのは当然のことだけど、ファンがあってのプロスポーツというプロ選手であれば当然知っておかなくてはいけないことを皆自覚しています。

また、イメージも一新しましたね。
暗いイメージがぬぐえなかった一昔のゴルフ界でしたが、現在は非常にファッショナブルでおしゃれなスポーツとイメージがあります。

これはファン層拡大に大切な観点だけでなく、優秀なジュニア選手の発掘にも重要な役割を担っていると思う。

さて、宮里選手旋風が去った後、女子プロゴルフはどうなったか?
引き続き人気スポーツであり続けています。
それは、常に新しい人気・実力を備えた選手が登場しているからです。

当然、宮里選手の今後の更なる活躍は女子ゴルフ界に、大きな恩恵をもたらすことでしょう。しかし、もし彼女が突如「引退」するということになったとしても、女子ゴルフは当分安泰です。

それは、宮里選手だけに女子ゴルフの人気をゆだねているのではなく、しっかりとしたマーケティング戦略を実施しているからです。

男子ゴルフ、明確なマーケティングプランが見えません。
石川遼選手の人気による、男子ゴルフの注目は一過性に過ぎません。
女子ゴルフのように、組織の意識改革、そして中長期的なマーケティングビジョンを示し、展開していってほしいと思う。


女子ジュニア世代の人気スポーツはゴルフとフィギュアスケートで二分するようです。優秀な人材はこの2スポーツに流れていくんでしょうね。

その他のスポーツも同様に危機感をもって「スポーツマーケティング」の重要性を真剣に考える時期にきています。

posted by tokuyama at 05:14| Comment(0) | TrackBack(0) | Tokuyama | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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