2007年11月24日

ハッピーの条件

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長らくご無沙汰しておりました.

先日コーチしているチームがプレーオフで敗戦し、シーズンオフとなってしまいました.

さて、本日はハッピーの条件というタイトルにしてみました.

大学時代好きだったガールズバンド、Pink Sapphire の曲のタイトルでもあります.

なぜ、このタイトルにしたのかというと、スポーツをする、コーチングする上で、ハッピーになる事が非常に重要だからです.


しかも皆が”ハッピーになる”事が重要です.

それが円滑な組織の運営につながるからです.経済学的にもスポーツ業界はまだまだ未成熟です.だから、短期的な利益を求めて一人が利益をまとめて享受しようとする経済学的に非効率な状況になっています.そうではなく、仕事の役割分担をきっちり行い、それぞれの仕事を理解しながら有機的に組織を運営し、利益分配を行う事で、マーケットも広がり、結果として皆がより多くのハッピーを得る事になると思うのです.


私がアメリカから戻って、日本で仕事をしようと思ったのは、まさに今いるチームでそれが出来ると感じたからです。そして無論今でも感じています.優秀なリーダーのもとでそれぞれが正に梁山泊のように力を発揮する。しかし、皆が同じ方向性を持って行動する.これは、非常にすばらしい組織であると思います.

もっと掘り下げると、トレーニングの内容にしてもそうです。最終的にそのスポーツがより高いレベルで行えるようにするのが、練習であり、トレーニングであり、ケアであるといえます。トレーニングはこの中では、よりハードで密な練習に耐えられる身体、動きを作り上げる事、そのスポーツで行う動作をよりパワフルに行えるようにする事が目的になる訳です.従って、けがをしてリハビリをしている選手でも、健常で練習している選手でも行うトレーニングの内容は方向性的には同じであるべきで、レベルが違うだけであるべきなのです.そうすれば、けがをしても再発がしにくくなるし、復帰したときに選手がギャップに苦しむ事もありません.そして、選手が動作をよりパワフルに行えるように動作とパワーと安定性を最適化するには効率的な動作とそれを支える筋力、パワーが必要なのです.
動きの効率化を行い、それを支えられるようにするという事は、正によりパワフルに動けて、よりけがの可能性を下げるという事なのです.これは正に経済学的にも、まず向かうべき方向であると言えるでしょう。

そう考えると、特色を生かした組織運営、そして(選手)個人レベルでの効率化は皆の”ハッピーの条件”だと思うんです.

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2007年05月02日

スクワット

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スクワット。このエクササイズを知っている方は多いと思います。でも、なぜスクワットが必要なの?マシンで筋肉ごとに鍛えれば楽だしいいじゃない!と思うのもまた、理解できます。

スクワット。単なる足を強くするエクササイズでは無いのです。

詳しくはまた、次回に、、、。今回は動画でお楽しみください。



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2007年04月16日

コアスタビライゼーション

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コアスタビライゼーション

前回ビデオを出しましたが、今回はその解説を。基本的に人間の体幹部というのは力を伝え、支える場所であります。背骨(骨盤、肩胛骨も含めるかな?)というのはそれ自身、直線でなく、微妙なS字構造をしています。このS字構造がバランスよく保たれている状態をニュートラルスパインといいます。このニュートラルな状態をいかにキープするか?というのがパワーを効果的に発揮することの第一段階であるといえるでしょう。パワーというと一般の皆さんには関係ないかと思うかもしれませんが、人間の生活すべてにおいてパワーは重要なのです。力を早く発揮できなければ、その活用の場は失われてしまうのです。

話はエクササイズに戻します。骨盤を含めたニュートラルな状態を保つ能力を鍛えるのがコアスタビライゼーションなのです。立つ、歩く、走るなどの動作の中で必要なポジションを作って、その状態を維持できるトレーニングをするわけです。

ここで、ポイントはまず、ニュートラルな状態を作ること。立った状態で腰部に負担がかからず、かつ、直立に近い姿勢がポイントです。頭のてっぺんを糸で上にふっぱられているような感じでしょうか?ここでまずインナーマッスルである、腹横筋を収縮させます。腰の部分に手を当てて、ここが全く動かないようにしてヘソを背中に近づける感覚です。これを息を止めずに行います。その上でこのビデオのような姿勢をとります。ここでポイントは伸展している足から方までのラインが一直線であること、そして伸展している足の方の臀部の筋肉がしっかり収縮していることです。

こうして、このように段階づけてトレーニングしてゆくことで次第に機能的な強さを持った体幹部が形作られるのです。
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2007年04月07日

コア・スタビライゼーション

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ふと思ったんですが、私もさんざんいろいろなコンセプトの話、指導における事など、書いてきましたけど、実際にエクササイズの話をした事って無かったのです。

そこで、今回は心機一転ビデオでも流してみます。



次回はこのビデオについての解説を書いてみようと思います。

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2007年03月27日

物事を学び取るってこと。

この仕事をしていると物事を教えるってことが非常に高尚なことであるということを感じます。我々物を教える人間には、教わる人間の人生をも変える力があると思います。まあ、当然影響を受けない人もいるんでしょうが、確実に少しずつ影響を与えている人もいるわけです。
そんな仕事に携わる自分として、最近物事を学び取る3フェイズについてよく考えます。

伝:すなわち情報を得ること、物事を知ること。
教:物事を自らに幾度となく刷り込むこと。まさに自分の意見と交じり合うくらいにこの情報を刷り込むことが物事を自分に教え込む上で必要であると考えます。
覚:すなわち覚醒すること。物事を幾度となく刷り込むこんでいくと、あるとき突然いろいろなものの相関性、その真の姿が見えてくるときがあります。それを得ることによって、新たなる情報への欲求が高まり、それを用いてまた、覚醒する。

この3段階を経ることによって、物事の本質的な姿が見えてくると思うわけです。これには時間がかかります。だから、物事を学んだりする上で専門性がある程度必要になってくるわけです。しかし、逆にこのプロセスを経ることでまったく違うエリアのことが見えてきたりすることがあります。

今の教育は”伝”の乱発と偽りの”覚”の組み合わせであると思います。情報の量が問題なのではなく、持っている情報の関連付け、そして、その情報がもたらしている臣の姿を知ることが非常に重要であると考えます。
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2006年12月03日

2足歩行動物

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人間というのは二足歩行動物である。したがって、さまざまなスポーツの動作も最も安定した状態で2本足が地面についている状態が基本となる。物理に於けるニュートンの法則に”作用反作用の法則”というのがある。力を加えたものは同じ力で加えたものに対して押し返す、というものである。

人間が動作をするときはどうであろうか?人間は足の裏を地面に付けて立っている。動作を行うときもそれは同様である。人間は地面を押すことによって地面からの反作用を得て、自身を加速する。

したがって、後はどのように押すか?が動作を確定する大きな要素となるわけである。

これを考えるとスポーツのパフォーマンスを向上するためのベースラインを高める、すなわち我々ストレングスコーチの役目というのは動作をパワフルに行えるようにし、かつ怪我が起こりにくくするという事が目標ならば、次のような点を気にしてアプローチすべきである。

1.関節の安定性、可動性を高め、最適化する。→パッシブセーフティー
2.動作に於ける無理、無駄を出来る限り減らす。→ムーブメントトレーニング、アクティブセーフティー
3.地面を押して体を”効率的に”加速、減速できるように体を鍛える。→パワートレーニング
4.加速、減速に必要なエネルギーを効率的に供給できるようにする。→コンディショニング

これらを向上することに努力すべきであると考えるわけである。
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2006年11月21日

子供でも老人でも、そしてスポーツ選手でも

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少しでも解剖学を勉強したことならわかるかもしれないが、人間の骨、筋肉、関節の構造は共通です。どんなにすごいスポーツ選手でもライオンみたいな骨格をしているわけではないわけです。まあ、当たり前ですが。

よって、体の動作的機能もほぼ同じなわけで、したがって、バイオメカニクス的に効率のよい動作もまた同じなのである。トレーニングが動作そのものの、経済性を高め、かつそれをよりパワフルに行えるようにするのがトレーニングであるとすれば(車の開発のようですが)、一流スポーツ選手のトレーニングも老人の介護予防も本質的には同じものであるといえるわけである。

トレーニングの目的が機能である限り、認知と動作は常に伴っている。したがって認知→判断→動作、という一連の動作を”速く”大きな力を地面に対して発揮できることを目的としているわけです。これは素早く走る相手をタックルするのも、段差につまずいたところから転ばないようにリカバーするのも本質的には同じようなパワフルな動作なのである。

それがファンクショナルトレーニングの本質的な姿か、と思う。

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2006年11月16日

根性という名のサイエンス。

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よく、スポーツの現場で根性錬なんて言葉を耳にすることがある。”根性”非常に非科学的な響きである。

果たして、本当に非科学的なのか?

スポーツサイエンスの世界ではよく、MVC(Maximum Voluntary Contraction)なんていう言葉を使う。これは、人間が出しうる最大の筋収縮(筋肉単位での)を示す言葉であるが、多くのスポーツサイエンスの研究ではこの完全な収縮、完全な疲労などを起こして、それを前提に理論を組み立てている。それでは、果たしてスポーツの現場でどれだけの選手が自分の持っているものを最大限引き出しているのだろうか?99%のアスリートは引き出していないといえるであろう。それは当然である。人間は生体機能として自身が死なないように色々なところでFailSafeをかけている。”痛み”がそのひとつである。痛みには多くの場合原因がある。その原因によって痛みが起こる。これは患部をそれ以上傷つけないように、回復するように人間があらかじめ持っている機能である。この痛みはけが以外にも体にストレスがかかったときにも発生する。急性の疲労である。この”痛み”が発生するポイントはそこまに達しなければ、どんどんレベルが下がってくる。運動不足の人が少しの運動でも苦しく思うのを見てもわかると思う。逆にトレーニングを
つんでいけば、そのポイントを高めてゆくことが出来る。そのために何が必要なのか?まさに肉体の限界に近づくための精神の壁を越える必要があるわけである。

選手にとって、最も必要なことは

根性

なのである。

そして、コーチたちはその根性が上手に体に作用するように科学的に、段階的に練習、トレーニングを積む

必要があるのである。

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2006年09月29日

一見不合理な合理性



人間が向上するためには物事を学び噛み砕き、それによって覚醒する、といったプロセスが必要であるといえる。情報を伝える、知るというのはその第一段階に過ぎないと思っている。それを良く咀嚼し、理解するといった課程がすなわち教えるといったところであろう。そしてその良く理解された事柄が自分の中でほかの様々な自称と絡み合い、その瞬間覚醒し、まさに自分のものとなり機能しだす。

このすべてのプロセスを経てものを学ぶ、ということであると思う。
最近は合理的、という名の元で、2つめと3つ目のプロセスを飛ばしたり、2つ目のプロセスを経ないでもいきなり自分の現在の中で理解しやすいものを教えて、現実に即した教育なんて呼んだりする。

人生において、まったく同じことが起こる瞬間はまずない。ある事象のパターンを覚えるということはそれのみでは何の意味も持たない。だいたい記憶だけならITの進んだ現在なら記憶メディアに覚えさせて、もしくは手帳に書いておけばよいわけである。しかし、その事象がどのようにして様々な要素を経て変化してゆくということをシステマティックに学ぶことはそのプロセスを学ぶということになる。その蓄積があるとき自分の中でつながり、覚醒したとき初めて”自分のもの”として取り込まれるわけである。

現実的にありそうな事柄を勉強するより、より本質的なことをまず、勉強すべきであるというのはこのようなプロセスに起因しているのである。基本的な知識や論理をしっかり自分のものにしていなければ、より実践的な知識を結び付けることができないため、結局一つ一つの知識が単独の存在となってしまい、再現性の薄い知識となってしまうわけである。

一見非合理な基礎学習は実はものすごく合理的な勉強法なんです。
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2006年08月03日

NSCA カンファレンス。

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ちょっと間があいてしまいましたが、、、。NSCAの総会に行ってきました。NSCAとはNational Strength and Conditioning Associationの略でストレングスコーチのための学会です。

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場所はワシントンDC。前日の仕事が終わったのが夜中の1時で翌日朝11時のフライトでした。従って成田には9時。で、家を出るのが7時になりまして、大変きついスタートとなりました。空港でInspiredAthletics代表”コーチノブ”と待ち合わせていざDCへ!!実に13時間あまりのフライトでした。

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今回のカンファレンスは毎年行われるストレングスコーチのためのストレングスコーチによる学会です。ここには全米のみならず世界各国からストレングスコーチが集います。そこで活発な意見交換などが行われるわけです。また、これだけのストレングスコーチが来るわけですから当然メーカーも新しいものの発表や販売を行います。また、ストレングスコーチは得てして食べるのが好きな人が多いので毎晩レセプションが開かれ、これでもか!とばかりに食べ物を出してくれます。

そこで、今回のNSCA総会における目的!

1.現在のトレンドのみならず、自分の知り得ない学術的な情報、コーチング技術を吸収する。
2.同じ業界にいる普段あえない(彼らはアメリカにいるので)仲間たちと会って、意見交換、情報交換、共有をする。
3.トレーニング機器についての情報収集。
4.コネクション作り。

5。トレーニング関係の消耗品などの購入。
6.自分用のトレーニング関係商品の物色

7.自分用の服、靴の購入
8.アメリカの首都!(10年すんでいて行ったことなかった)の見学
9.絶対に健康に悪いアメリカ食をきっちり食べる。
10.近くに住んでいる旧友(アメリカ大学院時代の)を訪ねる。


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これらを達成しようと思いました。

NSCA総会に参加する主な意義。前にも書きましたが、自分のための勉強です。この業界はまだ、サイエンスが成熟しきっていない上に、人間を扱う、というアートの部分が絡んでくるので、非常に微妙な世界です。一つの真実に対して複数の理解の仕方があることが非常に多いのです。そのため、自分が知っているすべてのサイエンス的な知識について多面的にみる必要があります。そのためには、常に知っていることに関しても、他の考え方を聞く必要があります。そのためにもプレゼンテーションを聞く必要があるのです。そのような多方面からのアプローチを蓄積して、初めて、自分の考えの道筋が定まってくるのです。
今回もそのようなことがたくさんありました。たとえば物の押し引きのパワーを測定し、トレーニングとの相関性をみる際に、ある人は体幹部を剛体として判断し、ある人は体幹部を複数のセグメントからなる多関節体と見ます。
そのような事象を多面的に見ることができるという点でNSCA総会に出席する意義があるのです。単に新しい情報を得るだけなら、リサーチを読めばすむことです。問題は研究者の考えの奥底に紙で表現されていないアイデアがあり、それを知り、判断する必要があるのです。これは実際に本人が話しているのを聞かないとわからない部分です。
そして、このような事象を仲間たちとリアルタイムでディスカッションできたことも非常に有意義でした。それぞれが違う環境で仕事をしているわけですから、違った応用が出てくるわけです。それらを共有することでより引き出しを多く持ち、様々な事柄により効果的に対処することができるようになります。これはコーチとして非常に重要なことで、これを続けなければ、進歩は止まってしまい、進歩の止まった人間は周りに流されやすくなります。自分でイニシアチブをとっていろいろなことをするためには常に進歩し続ける意図を持った自分と同じ気持ちを持った仲間が必要であると思います。仕事を休んでまで学会に来る仲間たちですから、このような場における話し合いは最高の物なのです。



このようなソフトウェアの話の一方、トレーニング機器というハードウェアの方もこの学会では幅広い物を見ることができます。最近のトレーニング機器のトレンドは



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1.よりファンクショナルな動作に即した機器
2.バイオメカニクス的なフィードバックを受けながらトレーニングできる機器
3.振動面上でのトレーニング
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などが最新のものとしてあります。これ以外にもウェイトリフティング用のバーベル、プラットフォームなど当然あります。これらはタダの鉄の棒と枠と思われがちですがそんなことはありません。バーは最高級のベアリングを使用し、しなり剛性の非常に高い材質で、パワフルなオリンピックリフトのサポートをします。このバーの性能は非常に重要で手首の問題など多くは回転がよい高剛性のバーを使うことで避けることができます。高品質のバーを作れる会社はそう多くなく、基本的にはスウェーデンのELEIKOと日本の上坂鉄工所の2社しかありません。これ以外に新興のWerkSanや昔からあるYORKなどもありますが前出の2社の物に比べると質が若干劣ります。そんな事を比べながら確かめられるのもこの学会のよいところです。
また、高価なバイオメカニクス的なフィードバックを行いながらトレーニングする機器もありました。これは発揮している力や、パワーを数値化して見ながらトレーニングできる機器やその正確な方向なども見ることができる機器もあります。パワーというのは力かける速さで、パワーを増すにはその負荷における最大限の速さに近い速度でトレーニングする必要があります。逆に言えば速度が低いところでトレーニングすると逆にパワーが最適化されないとも言われています。そこで、実際の速度を測定しながらトレーニングし、最大速度から1割以上低下したところでセットを終了する、といった方法をとるのです。
また、これは、まだまだ研究段階なのですが、振動面上でトレーニングすることによっり中枢神経からの信号がより強化され、結果として地上での発揮することができる筋力が増す、という理論があるのですが、それを行うためのマシンもありました。ただ、これはまだまだ、振動の周波数など、不確定な要素も多く何ともいえないのが現状なようです。
すばらしいことにこの総会では、アーリーバードセッション、といってこれらを試しながら朝トレーニングをすることができます。6時からオープンしているのですがまさにそこは盛況です。学会で朝からトレーニングするなんて考えにくいかもしれませんが、実は結構効率が良いんですよ!






このように様々なソフトとハードを見て、感じて、考える事ができるのがNSCA総会なんです。
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2006年07月10日

NSCAカンファレンス

NSCAといっても聞き慣れないかもしれませんが、この協会はNational Strength and Conditioning Association といって、世界でもっとも大きなストレングスコーチの団体なのです。それの年次総会が今年はワシントンDCであるので行ってくることにします。最近4年くらいは毎年出席しているのですが、今年は初めて日本から行くことになります(今まではアメリカに住んでいたので)。
さて、このNSCAカンファレンス、どんなことをやるのかというと、、基本的にはこの業界の現場、学術界の識者のプレゼンテーションが中心です。このプレゼンテーションがなかなかバランスがよいのです。学術的な研究から生まれた結果、考察を述べて非常に大まかなコンセプト的なものを述べる一方、実技を交えた現場の声もあります。トレーニングの業界なんて現場で使えるものを吸収できればいい!と思うかもしれませんが、さにあらず。私が大事にしているのはトレーニングのプロトコル(方法論)の裏に潜む論理的、かつ科学的な理由、理論なのです。現場で働いている方ならわかるかもしれませんが、思い通りのことができる環境はそんなにありません。むしろ施設、人的環境とも形作っていく必要があることばかりです。そして、トレーニングの内容もまたそれと同様で理論的なバックボーンを常に強く大きく広げて、目的に沿うようにプログラミングし、コーチングすることが重要になるわけです。しかし、最近はトレーニングの内容などを説明するプレゼンテーションが多いのもまた事実です。今年は果たしてどのくらい”深い”プレゼンテーションがあるのか、楽しみです。
そして2つめが新しいトレーニング機器、サプリメントなどの品評会です。いろいろなサンプルをもらったり、トレーニング機器の実物を見たりできるので自分たちに必要なものを探すのに、非常によいのです。今回は特にチームで必要なものがいくつかあるので、楽しみに見てこようと思います。
3つめは、パーティー。これは何かしら毎晩行われます。意外に知られていないのですが、組織の中で強い力を持っている皆さんとも気軽に話をしたりできます。結構ざっくばらんな協会なんです、NSCAって。で、パーティーでしかもストレングスコーチ向けですから食べ物には事欠かないんです。しかもかなりヘルシーなものも多いので安心して食べられます。
そして4つめが観光ですが、今回はCapital Cityなので楽しみにしているんですが、、、あまり時間もなさそうなんです。残念。

いずれにしても、毎年何かしら吸収してConferenceから帰ってきているので、今年はさらなる飛躍を目指していって参ります。
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2006年05月04日

CCDドリンク(その1)



CCD、正式名称“Cyclic Cluster Dextrin”。このドリンクに出会ったのは数年前のこと。

スポーツ科学を学んだものとしてよくあることなのだが、私はこのスポーツドリンクに対して非常に懐疑的なスタンスでいた。一般的にスポーツドリンクはエネルギー、および電解質の補給には優れているものの、その糖分の濃度により吸収そのものはそれほど優れていないこと、その割に、胃に残っている時間が長く、大量に摂取するとパフォーマンスに影響を与える。といわれている。さらにいえば多くのパワースポーツは試合前のエネルギー補給さえしっかりしていれば、試合中に多くのカロリーを摂取する必要はない、という学者も多くいる。まあ、いずれにしても、水でいいんじゃない?といったスタンスである。

ある日、私はこのドリンクを飲む機会を得た。飲んでみるとかなりさわやかで飲みやすい。誰でもそうだと思うが、このさわやかな飲み口、私は大好きです。そして、確かに胃に残る感じがしない。まあ、そこまで激しいスポーツをしているわけではないのでなんともいえないが、そのような第一印象でした。そして、しばらく選手にも使ってもらったり、自分でも使ったりしていました。皮肉なもので効果があるものというのは使い続けていてもそれが当たり前になってきて、自分としてはわかりにくいものでした。

そして、ある日ある意味究極のテストが突然やってきました。私が結婚する前、アメリカでの同僚たちが盛大なバチェラーパーティーをしてくれました。当然ですが、そのときは飲まされまくりました。朝の2時まで飲んで、その翌日に引越しが待っていたのです。エネルギーはないし、二日酔いで脱水しているしひどい状態でした。そこで寝る前に私の頭の中によぎったのは、“これはいいCCDのテストになるな。これで回復したら凄いぞ”という言葉が。ふらふらになって帰ってきて、CCDを4リットル作り、2リットル(!)飲みました。そして、
夜中に起きてトイレに行った帰りにもう1リットル、そして朝起きて1リットル飲みました。まず、驚いたのは2リットルを一気に飲めたこと。これは胃の通過速度がものすごく速いことを意味しています。そして、翌朝。さわやか!とまでは行きませんがアルコールはほとんど残っておらず、エネルギーレベルもまずまずでした。これはそのときの酒量から考えたらありえないことでした。実際その朝、引越しを終わらせ、何とかトラブルを避けることができました。

それ以来、私はいろいろな選手にCCDを勧めています。そして、彼らからのネガティブな答えをまだ聞いたことがありません。

CCDは本当に“効く”スポーツドリンクだったのです。

次回はなぜ??CCDが“効く”のかを検証してみたいと思います。
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2006年03月30日

サイエンスとアート


ストレングス&コンディショニングというのはサイエンスとアートの高いレベルでの組み合わせである。ここで言うサイエンスと、アートの定義とは
サイエンス:論理的で、かつ実証により裏打ちされた事実に基づいた理論
アート:徒手的な技術。対象物に対して有機的にアプローチを変化する能力。

と考えています。このどちらが欠けてもSCはうまくいきません。どんなにすばらしい知識を持っていてもそれを選手に伝え、実行し、かつ選手がモチベーションを持って行わなければそのトレーニングは効果がありません。また一方、出来る限り正確な科学的知識なくして、効果的なトレーニングは望めません。なぜなら、効果のあるトレーニングと障害の発生は紙一重で、そこの明らかな違いを見極めなけられなければ、非常に危険です。
また、人間科学において、科学的実証というのはある一定の条件下のものです。それをどのように自分なりに翻訳して理解し、リアルな世界に使用するか?それは、日々の勉強を要求します。つまりしっかりとした基礎的な科学知識をもとにして、さまざまな応用を勉強し、それを分析、理解、評価します。その上で今何を行うべきかを考えなければならないわけです。

SCコーチが以前とまったく違ったことを言っていても、根幹では、まったく同じアイデアで進むことは良くあると思います。ここで重要なのは自分の幹となる部分をしっかりもつ、ということであると思います。それがあれば、情報を入手、分析、評価し、取捨選択して利用することができます。

つまるところ、考える力、信頼される人間性と行動力、勉強と指導を続ける強固な意志、これがSCコーチの資質なのかと最近思います。

サイエンスとアートのすてきなコラボレーションがわれわれの本当の姿なのです。罵声をとばして重たい重量を持たせるだけではないんですよ!
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2006年03月17日

ストレングスコーチとトレーナー



現在私はサムライウォリアーズの試合のためワシントン州エバレットに来ています。

この、サムライウォリアーズ、日本で考えられる最高の人材でアリーナフットボールチームをアメリカのプロを破るために結成されました。

で、

このチームのストレングスコーチをしていて、とてもうれしいことがありました。

選手が本気で練習がしんどいと思ってくれて、嫌だなと思われるほどに短時間で彼らを追い込むことができたことです。T選手、見ていたらごめんなさい。これは、ストレングス&コンディショニングコーチとしては本望です。選手に嫌われるくらいにやる。というのが私の仕事です。それに対して竹内君のやっているトレーナーという仕事は選手を守る仕事です。この双方が上手く機能してこそ強い選手を鍛えられると思います。

ストレングスコーチとトレーナー。この世間一般に同じと見られているまったく違った2つの職種がチームを組むことによって、より大きな力を生むことができるんだ!って思えて最高でした。

ね、竹内さん!?
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2006年02月22日

コンタクトスポーツにおけるサイズアドバンテージ“サムライウォリアーズ”の場合


、、、は、明らかにある。しかしそれ以上に適正な動きができるだけのスピード、体重に見合ったパワー、そしてもっとも大事なものとして、試合を通じてプレーを続けられるだけのコンディションが必要である。その上でサイズがあればよいわけである。

しかし、日本人選手、特にアメリカンフットボール選手において、これらのものをすべてクリアーしつつ、サイズを大きくする、というのは以外にうまくいっていない。

現在SAMURAIウォリアーズという日本国内から選手を選抜したチームの練習にかかわっている。昨年はアメリカ人と対等に渡り合おう、という理由でサイズが大きい選手を選んだり、選手自身が体をおおきくしたりした。その結果、吉とは出なかった。
私自身は去年の秋からXリーグの某チームのストレングスコーチをしているのですが、そのチームで取り組んでいるのが大きい選手も含めたコンディション、動作の最適化である。その結果として選手は昨年ほど大きくもなくコンディションも向上した。
昨年の日本チームで最も大きな選手が140kg位。彼は日本では非常に大きな選手ですが、アメリカ人の中では特に大きいというほどでもない。したがって、サイズアドバンテージを用いたプレーはできない。したがってすべての選手が持てる力をうまく使って、素早くポジショニングをする必要がある。そこで必要なのが、体幹部の強さと、それを生かせる尻の筋肉の強さであると思う。如何に地面についている足から相手にコンタクトしている手までをひとつの軸として、そこを中心に相手の力を逃がしてコントロールする、という技術が必要になる。これを行うときに軸がしっかり生まれなければならない。どれだけベンチプレスが強くても軸ができない限り、力を生かすことはできない。

体のサイズにかかわらず、力を上手に利用して、バランスを整え、瞬間的に力を発揮する能力を普段から鍛える必要があるわけである。私はそう理解して昨年から選手のトレーニングに取り組んできた。ここで、それがどのように利用されるであろうか?成功しても、うまくいかなくても、この機会を利用して選手をよりよくするためのフィードバックと仕様と思う。

楽しみだ。
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2006年01月29日

ファンクショナルトレーニングとボイストレーニングと沖縄空手

日あるベテランQBとトレーニングをご一緒した。彼はボイストレーニングを指導しており、かつ、とある沖縄空手を習っている。

これらまったく関連性のない3つに実は大きな共通点がある。それは人間の体の機能を効果的に引き出そうとしていること。そして、その方法論として、ニュートラルスパインを安定化させつつ呼吸を定常化させるというものである。

これは非常に興味深いことである。2足歩行をしている人間は空いた2本の手でさまざまなことが出来る反面地面に設置している部分が非常に狭いため、パワフルな動作を行うためにはいかにこの狭いベースを活用して地面に力を伝えてゆくかがポイントとなる。全てはそこをどのように押すか?にかかっているわけである。

また、この地面を押すのに力を抜くという表現が武道で使われている点もまた興味深い。これはウェイトリフティングにおいてダブルニーベンド、DKBという動作なのである。重量挙げの技術としてその存在は見とめられているものの、あまり積極的にスポーツへの応用がされてきたとは言いがたい。しかしこの技術は一流の選手のスキルの中には必ず存在する。これによりより効率的に速く力を発揮できる。そしてこれを伴うパワーを鍛えることは出来るのである。

そして、呼吸。これら全てにおいてニュートラルスパインを安定化させつつ定常的な呼吸を可能にしようとしている。それによって、力んだり動きをとめずにパワフルな動作が出来るようになっていくのである。
簡単なようで難しいところである。これを行うには相応のトレーニングを行う必要がある。

この文化を超えたクロストレーニング。面白い。
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2006年01月21日

トレーニングにおける時間の有効利用

時間は体力と同じで有限です。1日は24時間しかない。現在SCコーチとして携わっているXリーグのチームでは仕事も人並み以上にやっている。したがって、学生のように毎日十分に練習して、十分にトレーニングすることは難しくなる。残業はあるし、接待もある。特に接待があれば、帰ってきて夜中にトレーニングしようとしても酒が入っているので無理だ。そうでなくても夜中のトレーニングはだらだらしてしまいがちである。

でも、方法がないわけではない。アメリカが良い!って言うわけではないが、ひとつの方法としてアメリカのビジネスマンのようにトレーニングする方法がある。仕事の前、朝行うのである。

現在我がチームでは朝5時30分からのトレーニングを行っている。それも3日坊主でなく、昨年の9月から続けている。結構な人数(7〜10人)で同じタイミングではじめるから、テンポ良く進む。出勤時間がある、すなわち終わる時間が決まっているのでだらだらしない。これはある意味トレーニングとしては最適な状況である。

色々と大変なこともあるが朝トレーニング。是非試していただきたい。
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2005年12月22日

ムーブメントトレーニング



聞き覚えのない言葉かもしれないが、呼んで字のごとく動作トレーニングである。以前にも述べた、人間の動作の基本機能である前後、左右、回転の3つをそれぞれ効果的に行うための動作練習である。陸上で行われるお多くのスポーツにおいてほとんどの技術や動きはこれらと上半身のフォロースルーを組み合わせた物であるといえる。
これは決してレジスタンストレーニングである必要はない。筋肉を発達させるのが目的ではないからである。あくまでも動作のパターンニングが重要なのである。

そしてこのムーブメントを利用してよりパワフルに動けるようになるためにレジスタンストレーニングを行うわけである。

ここでのエッセンスは骨盤と背骨、特に腰椎との間の安定度を高め、多方向に股関節をデン部の筋肉を中心につかってパワフルに使えるようになる必要があるわけです。

これには際限ない努力が必要で、トレーニングの大部分はこれを中心に構成されるべきであると考えます。

まずムーブメントありき、

そして、レジスタンストレーニングを通じてさらなその理解が深まり、パワフルになる。

こんなアプローチでのトレーニング、いかがですか
posted by bigmasa at 14:22| Comment(3) | TrackBack(0) | BIgmasa | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月07日

矛盾??

動かすために動かさない。
かなり矛盾しているように聞こえるが、人間の体はかなりそう言うところがある。
特に回転運動を伴う動作は意識としては動かさない部分をそれ以外の部分で加速して、強いしなりを生んで、パワフルな動作になる。

人間のライフスタイルも似ているのではないか?
強いニュートラルポイントを作ってそこを安定させつつも、何か、動きがあったときにはしなやかにかつ強く対応してまた、ニュートラルに戻る。また、自分で動き始めるときも自身の本筋を保ったまま動く。筋が動くこともあるが、常にニュートラルに戻れる強さをもっている。

だから、動くときにも動かない強さをもって動く。

そんなスタンスが大事だと思う。

こんなことをコアトレーニングの勉強会をしながら思いました。

なんか抽象的な内容ですみません。
posted by bigmasa at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | BIgmasa | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月23日

緊張感

masabanner.gif

昨日、わがチームはプレーオフ第一戦があり、勝ちました。
そこでの印象です。
えてして緊張という言葉はネガティブに捕らえられがちですが、緊張して重苦しい雰囲気というのを感じるべきときもあります。
緊張して当然な試合やイベントの前は試合前のリラックスが、試合の緊張感とのギャップを生んでそれに戸惑ううちに試合を終えてしまうなんて事もあります。
昔、長嶋茂男さんが緊張感を楽しむ、って言いましたけど、そこまで行かないにしても重苦しい緊張感は緊張感としてそれを受け止め、その上でその中でベストパフォーマンスを出す。というトレーニングって必要なんだとつくづく思いました。

スポーツ心理学的には緊張感とパフォーマンスは逆U字型、釣鐘型をしているといわれています。すなわち緊張感が高くても低くてもパフォーマンスが下がるわけです。さらにより重要な試合やイベントでは特に本人だけでなく外的要因も含めて緊張感は高まります。普段はリラックスできていても、こういった場ではリラックスできない選手が多いわけです。そこで普段から緊張感をほぐすのではなく、少しずつ高い緊張感と向き合えるようなトレーニングをしてゆく必要があるといえるわけです。

皆さんはどう思います?
posted by bigmasa at 23:39| Comment(3) | TrackBack(0) | BIgmasa | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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