2008年07月12日

Saturday TomoBiz Article Vol.148 (All-star week)

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Baseball is the only field of endeavor where a man can succeed three times out of ten and be considered a good performer.
--Ted Williams

MLB、今週で前半戦は終了し来週はオールスターウィークとなります。
今年は、名門ヤンキースタジアムで開催ですし、いや顔にも盛り上がるのは間違いありません。イチロー選手、ホームランダービーに是非出場してほしいですね。

さて、オールスターウィークと言えば、マイナーリーグのトップリーグである3Aのオールスターが、今年はここルイビルで開催されます。

3Aといえ、明日のスター候補が集まるオールスターゲームは結構な注目を集めます。(ケーブルですが全国放送となる)

少し前にチーム関係者と話しをしたんですが、やはり今シーズンはオールスター特需で景気が良いようです。

オールスターゲームそのものはリーグ主催であり、チームには直接的な利益はあまりません。

しかし、マーケティング力が生かされる部分は多数存在します。

例えば、オールスターのチケット売り上げはリーグがほぼ持っていきますが、販売・管理するのは開催チーム。つまり、リーグはチケット完売さえしてくれればいいわけで、その方法はチームが考え実施していく。

チームは必ず需要が供給を上回るこのオールスターゲームのチケットを武器に、先行特別販売や無料招待という戦略とともに、通常シーズンの年間チケット販売をシーズン前から計画・実施してきた。

年間チケットの購入試合数に応じてオールスター特典を用意し、多くの年間チケットホルダーを囲いこんだ。

また、球場に付随する権利はチームのもので、シーズンを通じてサポートしてくれるスポンサーの契約も好調。その理由は2つ。

一つは、全国放送となるホームランダービーとオールスターゲームでの商品看板の露出。通常、全国放送ともなるイベントのスポンサーとなることはかなりの契約価格となる。

しかし、シーズンを通じてのチームのスポンサーということで、通常の契約価格に少し上乗せした価格でこのような露出が可能になるという特典。

もう一つは、オールターゲームを含むその週のイベント参加チケットが、スポンサーシップの特典として組み込まれたこと。

つまり、企業には優良クライアントが存在するものだが、その方がたの接待にこのオールスターイベントをスポンサーは利用できるということ。スポンサーシップの規模にもよるが、多くのチケットがスポンサーに分配されていると関係者は言っていた。

つまり、バックネットやダッグアウトの後ろの人気スポットは、年間シートホルダーやスポンサー関係者で満席となる様子。

その他にもまだまだマーケティング力の発揮されているところはいっぱいある。

「野球とアメリカの文化」ということだけで片付けてはいけないような気がする。年間平均8000−9000人の観客数を毎年誇っているこのルイビルのマイナーチーム、マーケティングにこれだけひたむきに取り組んでいる結果であろう。

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2008年07月05日

Saturday TomoBiz Article Vol.147 (a skipper)

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Could one ofthese guys be your team's next manager?
--Eric Neel (ESPN magazine)

アメリカ2大スポーツ専門誌の一つ「ESPNmagazine」の最近号でとてもおもしろ記事があったの紹介します。


「メジャーリーグチームにて、日本人監督の誕生はあるか?」

ディスカッションのトピックが日本人選手のクオリティーの話から、監督の手腕の話しに変わってきたんですね。

その背景には、やはり日本人選手のメジャーでの質の高いパフォーマンスが認識され確実に評価されているという事実があります。

日本のプロ野球からのMLBへの移籍ということで、形式的に初年度の扱いはルーキーですが、チーム関係者やファンを含め、近年は当然のように即の活躍を期待しチームに迎えます。そして、実際多くの日本人選手が期待に答え活躍をしている。

気になる事は、現地と日本における日本人選手の評価に依然大きな温度差があること。

アメリカにおいての日本人選手の評価は、一般選手と同様の評価対象であり、加えて日本の質の高い野球パフォーマンスができる選手として常に高い期待感もあります。

日本ではどうでしょう?
未だに「メジャー挑戦」という言葉がメディア間で使われ、もっと悲しい現状は選手自身もそのような言葉をつかい渡米希望する。

野茂選手がメジャーに来た頃は、日本のプロ野球はマイナーレベルと言われていた。今はそんな概念はありません。つまり、「メジャー挑戦」という言葉を使う事により、自ら日本のプロ野球のバリューを下げているのです。

MLBと日本のプロ野球の立場を対等にするためにも、「メジャー挑戦」と言うことは今後NGでお願いしたいものです。


さて、MLBでの日本人監督の誕生はあるでしょうか?
こちらでは意見は2分しているようです。

現実的に、メジャー野球スタイルを理解し、そして日本野球をうまくミックスできる監督候補は現状は見当たらないのでょう。

しかし、多くの先見性の優れたMLB関係者は必ず近い将来現れると予想しています。それは、こういう記事がでること自体、日本野球の評価が浸透しているからです。

「日本選手が日本のプロ野球で活躍しMLBでも活躍する。日本人監督が日本のプロ野球で監督として能力を発揮できるなら、なぜMLBでその能力が発揮できないの?」
‐‐Tony LaRussa(セントルイス・カージナルス監督)

みなさんはどう考えますか???
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2008年06月28日

Saturday TomoBiz Article Vol.146 (first pitch)

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Sports constantly make demands on the participant for top performance, and they develop integrity, self-reliance and initiative.
--Byron R. White

プロ野球の始球式のはなし。
ニュースの記事でしか把握してませんが、タレントの小島よしおさんが海パンすがたで、また、倖田くみさんがハイヒールでマウンドに上がり始球式を行ったとか。

これってどうなんですかね???

マーケティングの観点から考えれば、集客につなげる戦略としてはおもしろと思います。アイデアとしてはこのようなものも含めてどんどん上げればいい。

しかし、実施するとなると内容と商品の相関性を考えなければいけない。

野球の始球式は試合の一部だと思います。
つまり、試合前や試合後のプロモーションとは少し違った性格があり、どちらかと言えばコア商品として考えられるべきと言う考え。

スポーツはエンターテイメント産業に属していますが、ビジネスと考えたとき、他のエンターテイメント商品と差別化をきっちりしなけければいけません。

スポーツは「ルール遵守」「スポーツマンシップ」「フェアプレー」などの言葉からもわかるように「integrity」が非常に大切な商品特性があります。

つまり、「なんでもあり」のマーケティング戦略は短編的な効果がなく、また、カジュアルファン層を刺激するだけにしかありません。

野球のコアファンの気持ちを考えればこのようなプロモーションの良し悪しは一目瞭然であり、継続して実施されれば、中長期的に大きな損失を受ける可能性があります。

会議室でのアイデア段階では、制限することなく何でもOKで話し合うべきでしょう。しかし、実施するとなるとそれが「スポーツ」という商品とマッチするかをしっかり検討する必要がある。
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2008年06月21日

Saturday TonmoBiz Article Vol.145 (numbers)

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One man can be a crucial ingredient on a team, but one man cannot make a team.
--Kareem Abdul-Jabbar

今回は単純に数字をみて下さい。

ランク
1. Ohio State 110億円
2. Florida   107億円
3. Texas 105億円
4. Tennessee 95億円
5. Michigan 89億円
6. Notredame 84億円
7. Wisconsin 82億円
8. Alabama 82億円
9. Auburn 81億円
10. Iowa 80億円

アメリカの大学には、アスレティックデパートメントと言って、その大学のスポーツのすべてをまとめる部署が存在する。

上記のランクは2006-2007アカデミックイヤーの大学アスレティックデパートメントの収入トップ10です。

大学スポーツの収入額ですよ。すごい!
以前より何度も述べていることだけど、アメリカ大学スポーツは大きなビジネスなんです。その中心、収入源のほとんどははアメリカンフットボールと男子バスケットです。

ビジネス的要素を嫌がる日本の学生スポーツですが、見逃しがちな事実があるんです。

それは、大学のほとんどが公的な教育機関なので、利益を求めてビジネスを行っているわけではないんです。

つまり、Ohio Stateを例にすると、110億円の収入があるということは、そのほとんどを支出するということ。

つまり、スポーツする環境の整備に使われたり、選手への奨学金やその他サービスに使われたり、地域スポーツの促進へ使われたり、必ず何らかの形で還元される仕組みなんです。

スポーツにビジネスの要素を取り入れることは、すべてがすべてマイナスなことではありません。しっかり管理さえできれば、全体的にスポーツという産業を発展させる手段として、ポジティブに働くものと考えます。

ちなみに、上記のタンクはアスレティックデパートメント全体の収入ですが、男子バスケットボールのチーム単体の収入ランクでは、我がルイビル大学が全米でトップとなりました。(23億円)
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2008年06月14日

Saturday TomoBiz Article (finals)

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where amazing happens
--NBA league-wide campaign tagline

NBA ファイナルが大詰めを迎えています。
今年は東西王者の対戦となり、接戦が予想されていたのですが、ボストンが3勝1敗とすでに王手をかけている状況。

ここはスポーツ。まだ結果はわかりません。もしかしたらLAが残り3戦を全勝するかもしれないので、まだまだ見逃せない試合が続きます。

今回のファイナルのマッチアップはビジネスの観点からは最高のマッチアップなんです。ボストンもLAもともに大都市であり、またスポーツシティーとしても有名です。

特にボストンはレッドソックス(MLB)・パトリオッツ(NFL)が近年大躍進をしているので、セルティクスへの今年のファイナルへの期待度は半端じゃない。

また、LAには現在最も優れた選手と表されるKobe Bryantがいるので、バスケットボールファンにとっては見逃せないマッチアップという感じになっている。

試合を放送するABCのCMセールスの担当者が、「好きなチームはどちらですか?」という質問に、「my favorite team is Nielsen (視聴率調査会社)」と答えた。もちろん冗談だろうけど、今年のファイナルはかなりの視聴率が見込まれているんです。

最大で7戦あるファイナルであるが、30秒のCMスポットが4千万円以上で販売せれているというのだからすごい。またほぼ完売している様子。

日曜日の第五戦、LAの巻き返しを願っているのは、LAファンだけではない。今後ファイナルが終盤に向かうにつれ、注目度は更にアップする。つまり商品である試合の価値が上がるってことです。NBAもNBAをサポートしている企業も、LAの巻き返しを期待しているのである。

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2008年06月07日

Saturday TomoBiz Article Vol.143 (Triple Crown)

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Will history be made?
--ESPN 360.com

アメリカ競馬のクラシック三冠レースの最終戦:ベルモントSが本日(6/7)開催される。

今年のベルモントSは非常に注目されているが、その理由は30年ぶり「Triple Crown:三冠馬」の誕生がかかっているからである。

その馬の名:Big Brown

第一戦のケンタッキーダービー(私の住む町ルイビルで開催)では、先行馬にとって不利と言える大外枠からの出走にも関わらず圧勝。第二戦のプリークネスSでもあっさり勝利。近年でもまれにみる最強馬の一頭と三冠へ非常に高い期待がもたれている。

しかし、多くの名馬が2冠後、ベルモントSで惨敗する歴史がある。
それは、この3冠レースの過酷スケジュールにある。

5月の第一土曜日に開催される第一戦のケンタッキーダービーから、約一ヶ月の間にこの3冠レースが開催されるのである。

1.2戦で激しいレースをこなした馬より、体調万全でベルモントSに挑む馬が勝利を奪うという感じである。

今年のベルモントS、もう一つの楽しみは、日本中央競馬所属の馬である「カジノドライブ」が参戦すること。

初レースの2月の京都、10馬身以上つけて圧勝。ベルモントSの前哨戦でも圧勝し、戦歴2戦ながら今回のベルモントSで圧倒的一番人気のビックブラウンの対抗馬として注目されている。

もしかしたら、もしかする予感。

もっと言えば、初戦でカジノドライブに騎乗した武豊騎手が乗ってくれればもっと楽しみだったんですが…。

今回は、アメリカ国内でも大注目を集めているベルモントSについての情報の記事となりました。(ビジネスの要素以外)

日本からもカジノドライブに大きな声援を送ってほしいと思います。
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2008年05月31日

Saturday TomoBiz Article Vol.142 (high school ski)

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Champions keep playing until they get it right.
--Billie Jean King

来年2月の高校総体スキー競技大会で、高校総体では全競技を含めて初のゼッケンスポンサーを導入するそうです。

参考記事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080528-00000020-mai-spo

今までスポンサーを取り入れてこなかったのは、例のごとく「教育の一環の高校スポーツに商業的要素」が入ること。

昔から不思議だったんだけど、「商業的要素」とはなんなんでしょうね?

お金儲け???

そんな一言・一面だけで説明できることではないと思いますよ。

大会全体の協賛や全選手対象のゼッケンスポンサー、何が教育の要素を害するのでしょうか?私には全く問題があるとは思えません。

問題は、スポンサーを受ける側(高体連)が、一般企業からのサポートを受け入れる体制ができているかどうか。

「教育」という要素をしっかり守りたいのであれば、まず守るべきことが何かのかを明確にする必要がある。「教育」ってものも一言では説明できるものではないですよ。

もし、アルコールやタバコ商品の露出が生徒にとって良くないのではあれば、それらの商品の企業を除けばいいだけです。

スポンサーから得る収入を、一部の人が利益を得る仕組みでなく、大会運営に、そして選手に還元できれば、スポーツの発展にも寄与することとなります。

「商業的要素」「教育」、もう一度、何を意味しているのか考慮してほしい。そして、高体連、非営利組織としてどんな役割・ミッションをもって存在しているか見つめ直してほしい。

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2008年05月24日

Saturday TomoBiz Article Vol.141 (Night Games)

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When you lose a couple of times, it makes you realize how difficult it is to win.
--Steffi Graf

近年、注目スポーツイベントが夜に開催される傾向があります。

アメリカスポーツで言うと、スーパーボウル(NFL)・NBAファイナルなど、夜の8−9時スタートが当たり前の傾向。

大学スポーツでも、人気のアメフトやバスケットボールのファイナルシリーズは、プロと同じように8−9時スタート。

これは、完全にテレビを中心とする、スポーツ放送メディアの事情にあります。

一昔、テレビのゴールデンタイムと言えば7−8時の枠だった。
しかし近年は7時より8時スタートが、8時より9時スタートの方が、スポーツ番組に限らず視聴率を獲れる傾向にある。

先日発表がありましたが、テニス女子オーストラリアOP決勝、今年まで伝統的にデータイムでのスタートでしたが、来年よりナイトゲームでの開催となるようです。

ファンあっての観戦スポーツ、この傾向は必然と言っていいでしょうね。女子テニスも4大トーナメントの決勝となれば、ゴールデンでの放送でも価値があるものと判断されるくらい人気があるってことです。

これらの時間帯でのスタート、気がかりが一つ。
Youth層の観戦者。

多くのスポーツは2−3時間という長時間の試合となります。
これらの時間帯のスタートは、まず、なまYouth層の現地でのライブ観戦を遠ざけます。

アメリカでの調査では、テレビ観戦は夜のゲームでもYouth層の観戦数の減少はないとの事。試合がクライマックスに進む10時‐11時台でも平均して子ども層の視聴者は確保しているようです。

これは当然で、スポーツの醍醐味はゲームの後半にあるからです。
問題は、この傾向がYouth層にとってよい事か。

Youth層は、将来メインの消費者になるわけで、スポーツにとってもとても大切なセグメントです。

Youth層がライブ観戦から遠ざかる、また、遅くまでテレビ観戦しないといけない、このナイトゲームの傾向、長期的に良いプランニングかどうかは、今後しっかり調査していく必要があると思う。

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2008年05月17日

Saturdsay TomoBiz Article Vol.140 (come-back)

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"When I play, I feel like in a theatre, why should I look ugly then, because I'm a tennis-player?"
--Anna Kournikova

日本女子テニス、最近活気があるようですね。
その要因は明らか、伊達選手の現役復帰。

復帰早々のあの活躍、誰もが彼女のパフォーマンスの高さに驚いたことでしょうね。

伊達選手は昔から人気です。それは、彼女のスキルの高さだけでなく、あの笑顔を代表とするファンを引き寄せるスター性です。

彼女が参戦するトーナメントは、今後一時的にかなりのファンを集めることになると予想します。

一つ気がかりなのが、彼女の復帰の理由というもの。
報道でしかわかりませんが、「若手の刺激になれば…」

若手だろうと、一流選手であろうと、他選手の為にプロのトーナメントに出場に参加するのはどうかと思う。

プロゲームはエキシビジョンの試合を除いて「真剣勝負」でなければ魅力が半減します。

練習で伊達選手から指導を受けるのとは別の話し。

もし彼女が本当に若手に「何か」を伝えたいなら、プロ選手としてた選手の為にではなく、ひたむきに上へ上へ目指してプレーしてほしいと思う。

現在の日本女子選手のトップ、世界で活躍する杉山選手も少し苦言を示しているようです。
参考記事:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080510-00000023-sph-spo

伊達選手のいちファンとして、トーナメントでの活躍をみたいし、世界で、ウインブルドンでのプレーを目指して頑張ってほしい。



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2008年05月10日

Saturday TomoBiz Article Vol.139 (Salary-08)

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Whoever wants to know the heart and mind of America had better learn baseball, the rules and realities of the game.
--Jacques Barzun

プロ野球選手会が2008年シーズンの選手年俸調査結果を発表したようです。

参考記事:
http://sports.nikkei.co.jp/flash.aspx?n=106865

注目は上記記事でも提示されているように、一軍選手の平均年俸。
日本プロ野球が6000万円強に対し、MLBは3億円以上となっています。

更に、球団別の年俸総額を見てみると、34億円(巨人)−12億円(広島)。

MLBのチームを見てみると、ヤンキースが約250億円でトップ。100億円以上のチームが半数。最低のマーリンズでも巨人を10億程度上回る約45億円。

まだまだ大きな格差がありますね。当然マーケットの大きさを考えるとMLBに軍配が上がります。しかし、プロである以上選手の評価はサラリーです。その選手を軸に展開されるプロスポーツリーグ、チームやリーグは常にファイナンスの向上に努め、選手に還元しなければいけない。

日本人選手の価値がMLBでも認識されている今日、これら現実の数字を見ただけで、日本のスター選手がMLBでプレーを望むのは必然的でしょうね。
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2008年05月03日

Saturday TomoBiz Article Vol.138 (R.I-2)

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" ... I realized that the secret to golf isn't how low you shoot when it's going good, it's how to make your bad rounds better."
--Notah Begay

日本のプロスポーツを見たとき、規模は別にして現在ビジネス・マーケティングが成功しているスポーツは「女子ゴルフ」ぐらいと思う。

女子ゴルフはこの5年で大きく変わりました。
きっと、スポーツ関係者だけでなく、スポーツファンならその違いは明確に指摘ができると思います。

その要因は非常に単純だと分析します。
組織の意識改革、そして「マーケティング」:商品であるトーナメントのプロモーションをどのようにすれば最も効果があるかを真剣に考え、実行してきている結果だと思う。

女子プロゴルフの救世主と言われている宮里藍選手は、実は必然的に現れてきたものです。

と言うのは、女子ゴルフ協会はジュニアの育成に宮里選手の登場前から非常に力をいれてきた。育成とはスキルのトレーニングにとどまらず、メディアやファンとの対応の仕方、プロ選手としての自覚なども含むようです。

つまり、プロ選手として最高のパフォーマンスを魅せるのは当然のことだけど、ファンがあってのプロスポーツというプロ選手であれば当然知っておかなくてはいけないことを皆自覚しています。

また、イメージも一新しましたね。
暗いイメージがぬぐえなかった一昔のゴルフ界でしたが、現在は非常にファッショナブルでおしゃれなスポーツとイメージがあります。

これはファン層拡大に大切な観点だけでなく、優秀なジュニア選手の発掘にも重要な役割を担っていると思う。

さて、宮里選手旋風が去った後、女子プロゴルフはどうなったか?
引き続き人気スポーツであり続けています。
それは、常に新しい人気・実力を備えた選手が登場しているからです。

当然、宮里選手の今後の更なる活躍は女子ゴルフ界に、大きな恩恵をもたらすことでしょう。しかし、もし彼女が突如「引退」するということになったとしても、女子ゴルフは当分安泰です。

それは、宮里選手だけに女子ゴルフの人気をゆだねているのではなく、しっかりとしたマーケティング戦略を実施しているからです。

男子ゴルフ、明確なマーケティングプランが見えません。
石川遼選手の人気による、男子ゴルフの注目は一過性に過ぎません。
女子ゴルフのように、組織の意識改革、そして中長期的なマーケティングビジョンを示し、展開していってほしいと思う。


女子ジュニア世代の人気スポーツはゴルフとフィギュアスケートで二分するようです。優秀な人材はこの2スポーツに流れていくんでしょうね。

その他のスポーツも同様に危機感をもって「スポーツマーケティング」の重要性を真剣に考える時期にきています。

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2008年04月26日

Saturday TomoBiz Article Vol.137 (R.I)

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" ... I realized that the secret to golf isn't how low you shoot when it's going good, it's how to make your bad rounds better."
--Notah Begay

「遼くん効果!視聴率、異例の大台10%突破!」

男子ゴルフツアーは石川遼選手のプロツアー参加でバブルのシーズンを向かえそうですね。

非常に危険なにおいがします。

それは、男子ゴルフ協会のマーケティングの戦略がまったく見えなく、とてもありがちですが特定の選手の人気にたよったものになっているのではないか、というところ。

石川選手は素質をもったすばらしい選手かも知れません。しかしすでにタイガーウッズのような世界のトップ選手になっているわけではありません。これからどんどん伸びていく可能性があるとても大切な選手です。

まず第一に、特定の選手がマーケティングの中心になれば、その選手のパフォーマンス次第でイベントの成功がきまります。

もし、彼が今後連続して予選落ちするようなことがあればどうするのか?もし彼がシーズンの途中で怪我をして戦列を離れればどうなるのか?両方の可能性はあります。

そして、その大きなプレッシャーは若い石川選手には今は良くても、すぐにマイナスに作用することはとても容易に予想できることです。今後世界へと可能性を秘めたゴルフ界の宝を、男子ゴルフ協会のマーケティングの為につぶされかねません。

特性の人気選手にたよったスポーツビジネスの展開は、本当に短期的な成長しか生み出さないし、多くのケースでその選手にマイナスに作用することになります。


近年そのマーケティング戦略の成果が実りはじめてきていて、今後もとても楽しみなスポーツ、「女子ゴルフ」の話しを次週。
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2008年04月19日

Saturday TomoBiz Article Vol.136 (Cowboys)

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The man who has no imagination has no wings.
--Muhammad Ali

ヤンキースのホーム球場:「ヤンキースタジアム」の新球場が来シーズンに向け建設中です。1,000億円以上という総工費をかけた大プロジェクトなんです。

スポーツマーケティングの観点から考えれば、スタジアムのクオリティーはとても重要であり、それはたくさんの学術研究でも明らかになっていること。

日本のスポーツ施設はまだまだ後進と言わざるをえません。


近年、アメリカでの新建設のスタジアムのクオリティーの高さは、建設費から伺えます。プロスポーツのホーム施設となれば、500億円以上は当たり前の傾向となってきている。

ニューヤンキースタジアムと同様に、2009年シーズン向け、新スタジアムを建設中なのが、ダラス・カウボーイズ(NFL)。こちらも1,000億円以上の総工費をかけた大プロジェクト。

人気トップクラスのスポーツチームであるが、ヤンキースのケースにない話題がこの新スタジアムに集中している。

スタジアムの「ネーミングライツ」。

ヤンキースは現在の名称である「ヤンキースタジアム」の継続を発表している。

一方、カウボーイズの新スタジアムのはネーミングライツの販売の交渉が日々慌しく行われている様子。

トップクラスの人気チームということに加え、トップクオリティーのスタジアムになることから、ネーミングライツの価格は史上最高額となることは必死とされている。

ちなみにこれまでの最高額は31年間で310億円とされています。

今月中にも正式な契約の発表があるのでは、という報道がされているので、どの企業がどんな価格でネーミングライツを購入するか、非常に楽しみである。

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2008年04月12日

Saturday TomoBiz Article Vol.135 (Spring)

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Champions aren't made in the gyms. Champions are made from something they have deep inside them -- a desire, a dream, a vision.
--Muhammad Ali

春はやっぱりスポーツの開始の時期ってイメージがありますね。
高校野球の甲子園大会があり、プロ野球のシーズンが始まる。

アメリカは年中、いろいろなスポーツ(プロ・アマ)で常に盛り上がっているけど、それでもやっぱり春はスポーツの季節のイメージがあります。

その大きな要因はMLBのシーズンがスタートするのもありますが、大学バスケットボールのナショナルチャンピョンシップが行われるのがその中心的存在です。

今年も男子・女子とも大変盛り上がった。
特に男子の決勝はすごかった。

圧倒的に不利とされていたカンザス大。残り時間数秒でラストプレー。3ポイントしかない場面で、体勢をくずしながらも決める。
オーバータイムに入りカンザスはその勢いで試合を勝利し、チャンピョンに。

スポーツは本当に何が起こるかわかりません。
ファンも選手もとても感情的になるものです。

何度も話していますが、スポーツという商品は他商品と比べて、上記のような非常にユニーク特質をもっているんです。

例:コーラはいつも同じ品質で同じ味を提供します。コーラを買うときに感情的にはなりませんよね。

つまり、スポーツという商品の促進には独特のマーケティング戦略が必要となるのです。(スポーツマーケティング)

ps. 我らがルイビル大の男子バスケはベスト8、女子バスケはベスト16と今年もとても頑張ってくれました。
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2008年04月05日

Saturday TomoBiz Article Vol.134 (season opener)

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Whoever wants to know the heart and mind of America had better learn baseball, the rules and realities of the game.
-- Jacques Barzun

MLBも日本のプロ野球も開幕しましたね。
今年はどんなシーズンになるのでしょうか?
たくさんの名プレー・名勝負でファンを楽しませてほしいと願っています。

さて、先日こちらの大学(ルイビル大学)のスポーツマーケティングの授業(学部生)の一部で講師として少し話す機会があったのですが、その話の一部でメジャーの今回の日本での開幕戦シリーズについて学生とディスカッションしました。

個人的な考えですが、ずっと何故日本の野球界はこんなことを許すのだろうかと疑問をもっています。

理由は簡単で、野球シーズンの開幕というファンの注目を集めないといけないという大事な時期を、MLBに「どうぞ」ってあげているみたいに感じるから。

ファンのMLBへの感心は日本のでの開幕戦で一気に膨らむことになります。まして、パリーグに至っては今回も前回のときもすでに開幕しており、当然開幕週でありながら、ファンはMLBに注目することになります。

日本のプロ野球にとってMLBの日本開幕シリーズはビジネス的観点から考えれば良いものではありません。


今回、アメリカの学生とのディスカッションで新しい発見が。
MLBの海外での開幕戦、アメリカの野球ファンは好ましくないと思っている事。

話をした30人の学生はスポーツを学ぶ学生で、ほとんどが野球ファン。彼ら曰く、
「MLBは自国の野球ファンを無視している。」
「野球はアメリカ人にとって国民的娯楽スポーツであるのに、そのシーズンの開幕という大事なイベントを海外ですることが信じられない。」

彼らに話したのは、MLBの国際マーケット戦略の一環、そして今回の開幕戦実施から得る収入を考えると、MLBにとっては良いイベントであるという事実。

しかし、もしこれらの学生の声がアメリカの野球ファンの声を代弁しているのではあれば話は別。MLBは当然自国のファンをもっとも大事にするべきで、国際マーケットの戦略を考え直す必要がある。

つまり、MLBの日本での開幕戦シリーズはMLBにとっても、日本のプロ野球にとってもよいイベントではないという事になる。

一見、注目をたくさん集めたイベントと評価しがちですが、中・長期的に見れば、ビジネス戦略として双方にってネガティブな結果になる可能性が高い。

もしアメリカでのファンの声がMLBまで届けば、今後海外での開幕戦シリーズはなくなる方向で進んでいく事になるでしょう。
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2008年03月29日

Saturday TomoBiz Article Vol.133 (Stakeholders-4)

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What counts in sports is not the victory, but the magnificence of the struggle.
--Joe Paterno

「組織論」、シリーズ最終回。

組織が組織として円滑に機能するための大切なセオリーが「組織論」。事業の成功・目標の達成に不可欠になのは、関わるすべてのステークホルダー(利害関係者)が利益を共有できるビジネスの仕組み。

前回・前々回に話したように、多くの組織の経営陣やマネージャーレベルの人たちが見逃しがちなステークホルダーは「組織のマンパワー」である。

顧客満足への政策、また、組織の利益確保は当然重要である。
しかし、商品を生産するのもサービスを提供するのもその組織の労働者であることを忘れてはいけない。

彼らは自分たちの労働と彼らがその労働から得る利益を比較するものである。もちろん利益とは給料というお金の部分だけではない。

彼らが組織の目標の達成の為に自身の能力を発揮したくなるような利益のパッケージを提供しなければいけない。そうでなければ、彼らは「仕事をしているふり」をし、「時間の消費」という労働だけを行うケースが多発するのである。

つまり、全体的に事業が成功するわけがないという悪循環が起こるのである。

成功している組織やビジネスを見ていると、労働者を非常に大切にしているし、人材の確保を事業の成功への中心要素として考えていることが多い。

彼らがその組織の成功のキーが「マンパワー」であることを理解しているのは当然明らかであるが、加えて労働者をステークホルダーの中心的存在として考えている部分も伺える。

つまり商品の生産・サービスの提供を行う組織の労働者がまずはしっかり利益を認識できるビジネスのスキームであり、彼らの労働満足度が顧客満足度を導き、そして結果として組織の利益とつながる。その組織の成功の結果は投資者の利益とつながり、つまり、関わるすべてのステークホルダーが利益を共有できるモデルが完成することになる。

「組織論」。
どんなタイプの事業にも不可欠な学術論。
組織の管理職以上の方にはぜひ勉強してほしい分野である。
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2008年03月22日

Saturday TomoBiz Article Vol.132 (Stakeholders-3)

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What counts in sports is not the victory, but the magnificence of the struggle.
--Joe Paterno

前週からの続きです。

学校組織のステークホルダーは?
という2つ目の質問でした。

前回と同じように、この組織が誰のため存在しているかを
考えていきましょう。

当然、教育を受ける「生徒」ですよね。

そして、生徒の保護者も同様にステークホルダーにあたります。

前回同様、忘れがちになるのが、教育と提供する
「教員:(先生)」。
見つけられましたか?


前回の株式会社の例と今回の学校の例から、今回のシリーズ(組織論)でのポイント解りましたか?

ビジネス(学校組織も含みます)というのはそこに関わるすべてのステークホルダーが利益を共有できてはじめて成功と言えます。

逆の考え方をすれば、ある特定のステークホルダーだけが「ハッピー」であるビジネスモデルは一時的な成功はあっても継続的な成功は難しいということになります。

特に見逃しがちなのは前週と今回の例でもわかるように労働者、つまり組織のマンパワーのステークホルダーとしての認識です。

次回へ(まとめ)


<追記>
上村愛子選手(スキーフリースタイル:モーグル)がW杯でチャンピョンになりましたね。すごい。

しかし関連記事を拝見してがっかりです。
http://news.www.infoseek.co.jp/sports/story/18fuji320080318009/

スキー協会の関係者のコメントで
「上村にはしっかり、スキー競技をPRしてもらおうと思っています」

もしこのコメントが本当であれば、「はっ???」です。
スター選手にスキー競技の人気をゆだねるなら、スキー協会は要りません。

彼らの存在意義が何で、どんな目標をもって組織を運営しているのでしょう?その目標を達成するために、どんな努力をしているのでしょう?強化費が必要なのであれば、どうすればその目標額の強化費を獲得できるかマーケティングしなくてはいけない。

スター選手がいなければ強化費が獲得できないのであれば、その時の選手はとてもかわいそうです。

選手があって組織があるという後手の考えかたではなく、しっかりとした組織の下で、良い選手が育っていくという構図が必要です。


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2008年03月15日

Saturday TomoBiz Article Vol.131 (Stakeholders-2)

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What counts in sports is not the victory, but the magnificence of the struggle.
--Joe Paterno

「organization theory:組織論」の話しの続きです。

株式会社のステークホルダーは?
という質問でした。

この組織が誰のために存在しているかを考えれば、
答えはおのずとでてきます。

真っ先に答えてほしかったのは、
商品・サービスを消費する「カスタマー」です。
当然ですよね。カスタマーが存在しなければ、ビジネスが成立しません。

2つ目も簡単に見つけられたと想像します。
「株主」。彼らの存在なしには株式会社の運営はできません。
組織は株主が投資から利益がでるようなビジネスの実施の責任があります。

そして、三つ目。「従業員」です。
見つけられましたか?
つまり、組織は従業員の労働をもって運営せれています。
従業員が組織の目標達成のために労働するのと同じように、
組織は従業員のために存在しているとも考えることもできる。

その他にもありますが、大きいところはこんなところ。


伝えたいポイントに行く前に、同じような質問を。
もし組織が学校であれば、ステークホルダーはどんなものになるか?

また少し考えてください。
同時に今回のポイントも考えてみて下さい。

次回へ。


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2008年03月08日

Saturday TomoBiz Article Vol.130 (stakeholders)

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What counts in sports is not the victory, but the magnificence of the struggle.
--Joe Paterno

少し難しい話を。
ビジネスに関わらず、多くの分野で「organization theory:組織論」という学術論が存在する。

学術論と言っても、人が集まり「組織」として機能するケースでは、組織の大小、種類に関わらず重要な論理であり、多く実践されるいるものである。(マネージメント職にいる方は必須の知識となります)

つまり、組織が組織として円滑に機能するために、重要な点はどうのようなものがあるか。人それぞれ個人は違った価値観をもっている。そんな個人が集まり組織が形成される。実は組織の円滑運営ってそんなに簡単ものではないのです。

その組織論の中の一つに、「stakeholders:利害関係者」という項目がある。簡単に言えば、組織のビジネスとそのビジネスに関わる利害関係者との関係の話し。

もし組織が株式会社であるとする。
ステークホルダーはどんなものになるか?

少し考えてみてください。

次回へ
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2008年03月01日

Saturday TomoBiz Article Vol.129(Idea)

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You have no control over what the other guy does. You only have control over what you do.
--A J Kitt

ビジネススクール(MBAコース)にてゲストスピーカーの講義があると聞きつけ参加。

このゲストスピーカーは腕利きのマーケティングコンサルタントで、中小有力企業からの依頼を数多く受けているという人物。

彼の初めの言葉に心がとまった。
"Idea is a product!"

そうなんです。マーケティングとは「アイデア」なんです!

彼は、数多くのビジネスをコンサルタントと言う立場で関わっているのだが、2つの傾向を学んだという。

一つは、その組織のトップが自身の、又は、その組織の限界を認識し、自分たちのビジネスが成功する為に、あらゆるアイデアをあらゆる手段をもって模索する態度をもっていること。

一方は、組織のトップやその組織の中の風潮が、自分たちはすべてを知っていると思いこんでいて、非常にせまい範囲でしかアイデアを採用しないという態度をもっていること。

どちらの傾向が成功するかというと、彼曰く、明確です。もちろん一つめの傾向ですよね。

これだけ消費者のニーズが多様化している昨今、ビジネスの成功はそんなに容易いものではありません。しっかりニーズをキャッチし、そのニーズを満たせることのできるようなマーケティングのアイデアが必要になってくる。

彼曰く、依頼の受領後、成功のため色々と戦略を立てていく事になるのだけど、真っ先にすることは、依頼された商品のマーケットで時間を費やすことだそうです。

そして、そんな時間の中でアイデアを模索していく。
そして、そのアイデアは彼の商品となっていくんです。

IDEA IS A PRODUCT


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