2007年10月06日

Saturdey TomoBiz Article Vol.108 (Jones)

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Jones: I Used Steroids
-- ESPN web

くしくも、ニュースが明るみになったのは、スポーツマーケティングセミナーに参加している日だった。

セミナーのトピックは、「スポーツマーケティングとドーピング」

ディスカッションの争点は、アメリカ陸上競技界のスター、「マリオン・ジョーンズ選手のステロイド使用の告白」となった。

オリンピックで多くのメダルを獲得したジョーンズ、これまでステロイドの使用疑惑に対して徹底的に反論していた。

多くのファンは彼女の主張を信じ、多くのファンは彼女の主張を疑っていた。

なぜ、このタイミング?
という疑問はスポーツ関係者の中では基本的なもの。

しかし、特にスポーツマーケティングの立場から考えると、非常にやるせない気持ちになる。

マーケター(マーケティングをする人)は、商品であるスポーツと商品を消費するファンをつなぎ合わせる多様な戦略を考える。それは、スポーツ自体の促進から選手のバリューの向上など、マクロな観点も大いに含むのである。

しかし、スポーツマーケティングは、残念ながら、商品のコア部分である「試合」や「選手」のクオリティー・パフォーマンスをコントロールすることはできないという、他のビジネスでの商品をマーケティングをする時とは非常に異なるユニークな要素がある。

選手のドーピングはフェアプレーの精神が根底にあるスポーツでは、ファンが最も落胆する事実である。

彼女の裏切りは、彼女の身の回りの人に対してのことだけではない事を、ここで強く主張しておきたい。

スポーツは共に競技する選手、対戦選手、競技を運営するスタッフ、促進するスタッフ、そして観戦するファンなど、多くの人が関わり成り立っているのである。

もし、河川敷で一人で、自分の為だけに、100mのタイムを計測して、自己満足で済ますのであれば、ステロイドの使用は個人の自由かもしれない。

そうでなければ、ドーピング行為は競技自体に対する裏切り行為と言うことを理解してほしい。

IOCがどのような対応をするのかはこれからのの興味であるが、多くのファンが陸上競技に、オリンピックに、そしてスポーツに疑惑をもち、去っていったに違いない。

スポーツマーケティングの観点からもう一度:
NO DRUG SPORTS
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2007年09月29日

Saturday TomoBiz Article Vol.107 (emotional)

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Fans are the only ones who really care. There are no free-agent fans.
--Dick Young

スポーツという商品の消費には、消費者の感情が大きく関わりをもつという、一般の商品とは大きく異なる特異性がある。

観戦スポーツの場合、消費者は試合観戦を行うファンになるわけだが、その多くのファンは、チームや選手と心理的なつながりをもち、その感情が消費をコントロールすることが大いに存在する。

私の住むまちにあるルイビル大学のフットボールチーム、今年も前評判は非常によく、シーズンの開始を全国ランク9からスタートした。

昨シーズン後、チームのスター選手であるQBが、NFLの入りを先送りし、チームに残り、今シーズンのナショナル・チャンピョンシップを目指すとコメントし、ファンは多いに期待をもっていた。

シーズンが開始し、初戦、二戦目を勝利し、好調なすべりだし。落とし穴は三戦目であった。同じ州内のライバル、ケンタッキー大に、接戦の末、敗北。ライバルと言っても、ケンタッキー大は今年はランク外で、ルイビル大が圧勝するのではという前評判の中での敗北。ファンはかなりがっかりした。

ケンタッキー大との試合の翌月曜日、大学キャンパス内に、チームロゴ入りのシャツや帽子を着ている人はほとんどいない。これはスポーツファンによく見られる現象で、負けているものから、心理的に距離を置こうとする行動。つまり、チームシャツを着ないことで、ファンであることを隠しているのである。

そして先週、第四戦、格下のチームに絶対落とせない試合を向かえる。ファンは今後の連勝に期待をもち、チームを信じ、試合会場に駆けつけた。スタジアムは満席。

しかし、僅差で敗北。
ファンは落胆する。

その試合の翌月曜日、こんなにはっきりするものかというくらい、誰もチームのシャツを着ている人がいない。また、日頃はチームの話しがどこでも聞かれるのに、誰も話しさえ避けている様子が伺えた。


スポーツという商品はとてもユニークなものである。
そのユニークな特性を理解しない限り、ビジネスの成功は難しいであろう。


明日、2連敗後の5戦目が行われる。ナショナル・チャンピョンの夢は途絶えたといえる中、ファンは会場に足を運ぶであろうか?

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2007年09月22日

Saturday TomoBiz Article Vol.106 (Baseball)

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"Let me just leave you with this thought. You love the Sox, but have they ever loved you back?"
--Fever Pitch (US)

MLBのシーズンが大詰めを向かえている。
今年は、多くののディビジョンで、またワイルドカードでポストシーズン争いが激しく、非常におもしろい面白い展開である。

日本のみなさんにはお馴染みのアメリカンリーグ東地区はとくに面白い。レッドソックスが一時は2位以下のチームに10ゲーム以上の差をつけていて、圧勝の雰囲気だった。しかしここにきて、ヤンキースが猛追し、今日時点で2.5ゲーム差に接近。残り10試合程度。どちらがディビジョンを制するのであろうか???

さて、日本でもすでにニュースは入っていると思いますが、サンフランシスコ・ジャイアンツが、今シーズンMLBのホームラン記録を更新したボンズ選手と来シーズンの契約をしないことを発表した。

通常、このような偉業を成し遂げた選手はチーム(球団)にとっては宝の存在であり、本人が現役続行を望んだ場合、残留に向けて調整するものである。

またボンズは43才という高齢ながら、3割・30本はまだまだ期待できる選手であり、選手としてのバリューを考えれば、残留してほしいと考えるのが普通であろう。

この情報が発表された後すぐに、ESPNがクイックWEBアンケートを実施。とてもおもしろい結果が。

一つの州を除いたすべての州にて、野球ファンは自身の好意のチームには、ボンズの獲得をしてほしくない、ということ。


ボンズは未だステロイド疑惑の中にいる。
多くのファンは、ボンズのホームラン記録にも疑問を感じている。

スポーツの根本にあるのは、フェア精神。

これだけの実績を残し、まだまだ現役選手として魅力がありながら、このような状況となるのは非常に悲しいことである。

NEVER DRUG SPORT!!!





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2007年09月15日

Saturday TomoBiz Article Vol.105 (Griff)

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Dont look back. Something might be gaining on you.
--Satchel Paige

久々にReds(MLB)の試合を観戦してきた。
Redsは、今年もあっさり優勝争い、そしてワイルドカード争い、から離脱し、9月に入って消化試合に入った感じである。

そんな中、チームのスター選手、ケン・グリフィーJr.が、今シーズンは活躍を続けていている。(オールスターにも選出)

グリフィーは、600本塁打の偉業に向かっており、現在593本と、残り7本に迫っている。

観戦していて気づいたことがある。
ゲーム中のプロモーション企画のほとんどが、グリフィーに関わるものであったこと。

特に良かったのは、イニング間のビデオスクリーンを使ったプロモーションで、選手やコーチが、グリフィーの素顔にせまるコメントをするというもの。いろいろなおもしろ談話で、ファンを喜ばしていた。

もう一つは、この試合のターゲットに合わせたプロモーションである。この日は、学生デー(チケットディスカウント)で多くの学生ファンがいた。グリフィーが子ども(学生)の頃のフイルムが流され、グリフィーからの学生へのメッセージ。なかなか良いものであった。

他は、グリフィーの本塁打の軌跡や、ファインプレーなどの、プレーのフイルムが、度々紹介されていた。

まさしく、グリフィー一色の感じ。
ファンは試合観戦の他に、これらのプロモーションに満足気の様子だった。

消化試合の中、もちろん多くのファンの観戦目的は、スター選手の偉業達成を応援することである。

そのような中、チケットの購入を促進するため、チームは最善の方法でファンの観戦を促す努力をしているのである。

この日の観戦者数:25.668人

優勝の可能性のない今の状態では、十分の数字である。


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2007年09月08日

Saturday TomoBiz Article Vol.104 (Gator-4)

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Do not let what you cannot do interfere with what you can do.
--John Wooden

3回にわたり、アメリカ大学スポーツ(フロリダ大学)の財政状況を紹介してきた。(Vol.101・102・103参照)

収入源であるフットボール・男子バスケボールの人気スポーツ、その他の多数のスポーツを含めて、最終の利益は約4億円ということ。

純利益4億円は本当にすごい。

日本の大学スポーツでは、ありえないですね。ありえないと言うより、考えれないといった方がいい。何故か?

それは、「学生スポーツ(教育の一環)にビジネス!」って逆風があるからです。

でも、ビジネスってなんでしょうね?私は決して、お金儲けがビジネスの定義ではないと考えています。

フロリダ大学の例でわかるように、フットボールやバスケットボールからのk巨額な利益は、その他の利益のでないスポーツの運営へとしっかり分配されています。つまり、大学はお金儲けの理由でスポーツプログラムを展開しているわけではないのです。

私のビジネスの根底にある不可欠要素は、そのビジネスに関わるすべての人たちが利益(注:お金だけと指すのではない)を共有できるスキームが存在すること。

以下、各利害関係者のサマリーと共に、今回のシリーズを締めくくるとする。

アメリカ大学スポーツビジネスから

選手−奨学金制度が整理されていて、スポーツという特殊スキルをもっていることにより学業の機会が与えられる。さらに、優れた、スポーツをする環境(施設や用具)が提供され、自身のスポーツのパフォーマンス向上が可能になる。

スタッフ−監督・コーチ、トレーナーなどのチームに直接関わるスタッフ、また、スポーツプログラムを運営するスタッフなどの、スポーツプログラムに関わる仕事が必然的に多く創造されることになる。これらの仕事の多くはステータスが高く、憧れの職業となることになる。

大学(学校)−全国展開されるスポーツから大きな広告効果が得られるのは言うまでもない。それに加えて、スポーツプログラムは、在学生・卒業生を団結させることができる、とても好都合な手段である。団結力は大きなサポートに変化するのである。

ファン−レベルの高いスポーツを手軽に身近に楽しめることができ、余暇の充実をはかる手段として利用できる。スポーツ観戦を通じて、家族や友達との関係の構築・向上を図ることができる。

ビジネス−たくさんの人が注目する大学スポーツは、ビジネスのポテンシャルが多く存在する。また、大学スポーツにはもちろん教育的要素は含んでいるので、企業としては、ビジネスとともに、社会貢献としてメッセージを送ることができる。

Win-Win-Win-Win-Win!
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2007年09月01日

Saturday TomoBiz Article Vol.103 (Gator-3)

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Sweat plus sacrifice equals success.
--Charlie Finley

前回、前々回とフロリダ大学のフットボール&バスケットボールチームの財政状況について話した。

フットボール:約28億円の純利益
バスケットボール:約2億円の純利益

つまり、2つのチーム合計で約30億円の利益をだしていることになる。

さて、この利益であるが、どのように使われているのであろうか?

アメリカの大学には、すべてのスポーツ活動を統括する機能をもつ部署:アスレチックデパートメントが必ず存在する。

つまり、それぞれのチームが別々に運営されているのではなく、アスレチックデパートメントがすべてのスポーツチームの管理・運営に携わっている。

フットボールやバスケットボールなどの人気スポーツからの利益は、他のスポーツチームへ分配され、他のスポーツプログラムの充実が図られているのである。

つまり、水泳や陸上競技などの、ほとんど収入のないプログラムであっても、施設が充実していたり、選手の奨学金制度が整っていたりするのである。

と、いうことで、フロリダ大学のアスレチックデパートメントの場合、すべてのスポーツプログラムを含んだ最終の純利益は約4億円程度である。

しかし、フロリダ大学のこれだけ最終利益がでるケースは逆にまれで、多くの大学ではブレイクイーブンが目標である。


次週:
Gator-4 最終回(まとめ)
posted by tokuyama at 13:53| Comment(0) | TrackBack(0) | Tokuyama | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月25日

Saturday TomoBiz Article Vol.102 (Gator-2)

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You gotta be a man to play baseball for a living, but you gotta have a lot of little boy in you, too.
--Roy Campanella

前回(Vol.101参照)、フロリダ大学(Gator)のフットボールチームの財政状況の話をした。

約28億円の純利益!
6試合のホームゲームと、ボウルチャンピョンシップという、一試合のポストシーズン出場に関係する分配金からだけでこの金額であるから、アメリカの大学スポーツのすごさがわかる。

ちなみに2大スポーツの片方であるバスケットボールチームの財政状況もここで紹介しておく。

収入:6.7 million (約8億円)
支出:4.8 million (約6億円)

差し引き(純利益):1.8 million (約2億円)

つまり、バスケットボールチームのオペーションでもしっかり利益を確保しているということである。

しかし、フットボールと比べるとこれだけの大きな差がある。
フットボールのホームゲームが6試合に対し、バスケットボールは数十試合のホームゲームがある。しかし、これだけの差がでるのは??

それは、市場のセオリーである、「需要と供給」が答えとなる。
つまり、1シーズンにたった6試合しかないフットボールの試合の価値はプレミアになり、価格はとんでもないものに膨れ上がる。

学生チケットは別であるが、他のチケットの価格が1シート数百ドルから数千ドルとなることは普通のことである。また、チケットを確実に確保するために(チケット購入の優先権)、多額の寄付金をチームしなければいけないケースも多数存在する。

5万人以上収容のスタジアムは勿論、毎試合満席になる。つまり、チケットセールスに加え、スタジアムのオペレーションビジネス(フード・駐車場・グッズビジネス)・スポンサーシップなどからの収入も破格なものとなる。

加えて、ライブ観戦できない大多数のファンはテレビ観戦をすることになる。つまり、高視聴率が約束できるこれらの試合は、キラーコンテンツとなり、破格のTVコントラクトを結ぶことができるのである。


このように、アメリカのスポーツが名門の大学の多くは、フットボールとバスケットボールのビジネスにて大きな利益を上げているのである。

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2007年08月18日

Saturday TomoBiz Article Vol.101 (Gator)

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Sports Do Not Build Character...They Reveal It
--John Wooden

アメリカスポーツの開幕月を上げるとすれば、きっと9月になるでしょう。大学花形スポーツの一つアメリカンフットボールが開幕し、ほぼ同時にNFLも開幕する。

シーズンの開幕を間近にし、スポーツファンの間では、プロ・大学フットボールの話題でもちきりである。

秋はフットボールだけでなく、MLBのポストシーズン・ワールドシリーズに、大学バスケットボール、そしてNBAも開幕され、まさしく「スポーツの秋」である。

大学スポーツと言えば、アメリカンフットボールとバスケットボールであるが、昨シーズンは両スポーツにて、フロリダ大学(Gator)がチャンピョンとなった。

少し調べのものついでに、フロリダ大学のフットボールチームの財政状況を調べてみた。ちょっとビックリするような数字だったので、紹介しておきます。

収入:43.4 million (約45億円)
支出:16.2 million (約18億円)

差し引き(純利益):27.1 million (約28億円)

どうでしょうか?
大学フットボールのホームゲームは6試合だけである。それでこの数字!すごい。

注意:この数字は04-05シーズンのものである。つまりチャンピョンとなった昨シーズンは、もっとすごい数字になっていると思われます。

これが、アメリカ大学スポーツにおける、トップクラスチームの財政状況である。


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2007年08月11日

Saturday TomoBiz Article Vol.100(No.756)

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"I'm hoping someday that some kid, black or white, will hit more home runs than myself. Whoever it is, I'd be pulling for him."
-- Hank aaron

バリーボンズ(SFジャイアンツ)、ようやくハンク・アーロンの生涯ホームラン数(755)に追いつき、一気に追い越しましたね。

新記録(756本)を達成した試合、日本では放送があったんでしょうか?きっとニュースでは間違いなく放送されていますよね。

達成後、試合を一時中断して、セレモニーが行われたのですが、そこで、驚く人からのメッセージビデオが流されんです。

その人とは、全記録保持者のハンク・アーロン氏。
これは、テレビを見ていてかなりビックリした。

というのは、ハンク・アーロンは、薬物疑惑が解消されていないボンズの記録更新を、望んでいないグループの中心人物として、日々あらゆるメディアに取り上げられていた。

もちろん、望んでいない理由は、自身の記録が更新されるからではなく、薬物問題は、球界全体の大問題であり、その疑惑の真っ只中にあるボンズが、偉大な記録を更新するのは望ましくないという見解からである。

しかし、結局、祝辞のメッセージを送り、事態を丸く収めた感を感じたのは私だけだろうか???

近年スポーツファンは、アスリートの薬物問題に非常に敏感である。
”フェアな戦い”はスポーツの根底にあるもので、それが崩れば、ビジネスどころではない。

今回のMLBの対応、やはり不満が残る。
薬物使用の根絶の為、MLBがしっかりリーダーシップを取ってくれることを願う。
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2007年08月04日

Saturday TomoBiz Article Vol. 99 (Ticket)

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"Talent wins games, but teamwork and intelligence wins championships.”
--Michael Jordan

来週、シンシナッティーにレッズの試合観戦に出かけることになったんですが、チケットの購入時に新たな発見があった。

いつも、スポーツ観戦をするときは、チームのウエブサイトからチケット購入する。非常に手軽で時間を気にしなくてもいいのでとても便利である。

去年までは、チケットの受け取り方法のオプションが、試合まで期間があれば、郵送(配達の種類を選択)と、試合まで数日に迫っていたら、速達か「Will Call」という、試合当日にチケット売り場の特別窓口で受け取るかの選択であった。

今回の購入時に、もう一つのオプションを発見。
それは「Print your ticket @ home」というもの。

つまり、チケットがemail に添付送信され、自宅でそのチケットをプリントアウトし、試合会場にもっていくというもの。その送信されたチケットにはバーコードがついていて、会場のゲートでスキャンしてもらい、入場するといった具合である。

要は、飛行機のEチケットと同じ考えかたですね。
MLBの昨シーズンには、すでにこのサービスを開始しているチームはあった。しかし、利用者は少なかった様子。今シーズンに入って、利用者はどんどん増えてきているという報告である。

チケットサービスの進化は更に進んでいます。
それは、MLBの数チームにて今シーズン試験的に実施されているものがあります。それは、チケット購入時に携帯電話のメールアドレスを提供し、その携帯電話にメッセージとともにチケットのバーコードを送信するというもの。

つまり、試合会場にはバーコード付のメッセージを受信した携帯電話だけをもっていけばいい。携帯電話の画面に表示されたバーコードを入場ゲートでスキャンしてもらい、入場するわけです。

試験的に行われている段階なので、効果はまだ先にならないとわからない。

どんどん便利になっていく。
しかし、少し複雑な気持ちなった。
それは、「print your ticket @ home」も「携帯電話メッセージチケット」も、要はチームが発行するペーパー式のチケットではないということ。

いろいろなスポーツイベントやその他のイベントの入場券は、非常に記念になるものである。もし、今度、スポーツ観戦者の大多数(80−90%)の人が、上記のようなテクノロジーを駆使したチケットサービスを利用した際、会場のチケット売り場はなくなり、伝統的なペーパーチケットもなくなっていくことも考えられる。

今後のチケットサービス、どのような方向性で進んでいくのであろう???
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2007年07月28日

Saturday TomoBiz Article Vol.98 (ISA)

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"You have to expect things of yourself before you can do them."
--Michael Jordan

昨日リサーチのカンファレンスに出席してきた。
その中で非常に興味のある研究の発表があった。

それは、アメリカの大学スポーツ(NCAA)で現在活躍するInternational Student Athletes(ISA) とDomestic Student Athletes(DSA)の関係の研究であった。

詳細は省きますが、その中で提示されたデータで、ISAの人数が年々異常な勢いで増加しているとのこと。

現在その総数:約10,000人

アメリカの大学スポーツに在籍し、活躍している外国籍のアスリートの数ですよ。この数字にはビックリしました。

彼の説明では、種目によって外国人の座席の比率の傾向が違って、例えばサッカーなどは、圧倒的に外国人のアスリートがどのスポーツよりも多いなど。

考えてみてください。
この傾向、プロじゃなく、大学スポーツですよ。
「誰にでもドアが開かれている」というのは、建前だけのようです。
実際、多くのISAは自身から、アメリカの大学でプレーを望んでアメリカにやってきたのではないという。大学からのスカウトがあってのことがほとんどのケースのようである。

つまり、大学スポーツと言えども、ビジネスの感覚がしっかり浸透していて、強いチームを作りが必須となっているのである。

NFL・MLB・NBAの存在はそのマーケティング努力で、世界に知れ渡っている。しかし、NCAAの知名度は現状そこまで大きくものではないであろう。彼の考えでは、NCAAがISAを積極的に取り入れることに対して介入しているのではないかという。そして、世界的にそのブランドをマーケティングし、バリューを高めようとしていると。

限られたアスリートしか、大学でプレーできない(特にディビジョンI)のがアメリカ。その限られたスポットをISAが占領するようなことがあれば、DSAのチャンスはどんどん少なくなる。アメリカにあるアメリカの大学のスポーツ、DSAの教育的要素はどこかへ忘れ去られていませんか?

勝利至上主義。
恐るべしアメリカ!
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2007年07月21日

Saturday TomoBiz Article Vol.97 (MSL)

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Opening the Door -'Beckham Rule' could bring mega-stars to MLS-
--SI.com

あのベッカムがアメリカのプロリーグのMajor League Soccer (MLS)に移籍することはみなさんご存知だと思います。そして、彼のMLSデビューが本日、21日なんです。

アメリカでは近年、こどもを中心にサッカー人口が急増しています。しかし、その人口の増加傾向とは反し、観戦スポーツとしてのサッカーはまだまだ他のメジャースポーツには到底及ばない存在というのがが事実でしょう。

アメリカでは、「フットボール」と言えば、サッカーではなく、アメリカン・フットボールなんですね。そんな中でサッカーを受け入れない人が今でもかなり存在します。

さて、今回のMLSのベッカム獲得はもちろん、サッカーの人気獲得に強い願いが込められている。MLSはベッカム獲得に際して、ルールまで変更しました。

それが「ベッカムルール」と称されています。

これは、MLSではサラリーキャップが適用されているのですが、各チーム決められた人数だけ、キャップ対象外の外国人プレーヤーを獲得することができるというもの。

つまり、今まではキャップ内に選手のサラリーを抑えなくてはいけなく、現役バリバリの海外のスーパー選手の獲得はほぼ不可能であった。しかし、今回のルール改訂で、海外のスター選手に高額なサラリーを支払い、MLSでプレーするという交渉ができることとなったのである。

実は、MLSはアメリカに在住のヒスパニック系(中・南米人)にターゲットを宛てているという。これらのヒスパニック系の人たちにとってサッカーはナンバー1スポーツであるのだが、MLSにはアメリカ人プレーヤーがほとんどで、彼らのにとっては、非常にレベルの低いリーグとして見られている傾向がある。海外のスター選手を獲得することによって、MLSの価値とパフォーマンスのレベルをこれらのヒスパニック系の人たちに受け入れてもらえれば、MLSファンは一気に増加すると言われている。

さて、ベッカムはMLSの救世主となれるのであろうか?
多くのスポーツコメンテーターは非常に辛口のコメントをしている。
観戦スポーツとしてのサッカーは、アメリカでは成長しないのであろうか?

今日のデビュー戦、アメリカがどんな反応を示すか、ひそかに楽しみにしている。
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2007年07月14日

Saturday TomoBiz Article Vol.96 (all-star)

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Say Hey Kid!
--Willie Mays's nickname

今週行われた、MLBオールスターゲーム、楽しみましたか?
イチロー選手の活躍、すごいのはすごいけど、なんかもう普通の感じでみていました。確実にMLBの選手の中でもトップクラスの選手であることは間違いないし、選手・関係者とも認めていることでしょう。

今回の見所(ビジネス)は、試合前のセレモニーにもありました。
日本ではどこまで放送があったかわかりませんが、今回のテーマは、
「Willie Mays}
という選手。

Willie は野球殿堂入りを果たしている、いわゆる伝説のヒーローで、その選手生活のほとんどをサンフランシスコジャイアンツ(オールスターゲームの主催球場)で過ごした選手である。ジャイアンツファンはもとより、多くの野球ファンから親しまれ、最も素晴らしい選手の一人と言う人も多い。

目玉のセレモニーは、現役のスーパースターである、ボンズ、ジーター、グリフィー、などのオールスターに参加の選手全員で、Willieの入場を迎え、彼の歩く後をみんなで囲みながら、進んでいくというものであった。これは、すごい絵で、迫力と感動が映像を越えて伝わってきた。

オールスターゲームは、野球ファンの祭典であり、全米のファンが注目するげームである。そんなゲームで、なぜ、こんな昔の選手を称え、メインセレモニーにするほどのことをするのであろう?

それは、このオールスターをバリューを上げる為だけに行われているわけではない。色々なファン層が注目しているこの野球の祭典で、MLBという商品の促進をしているのである。

長い歴史をもつMLBで、その伝説の選手達というのは、かれらの宝であり、その宝を持ち腐れさせず、フルに活用しようといているのである。

非常に感動のあるセレモニーであった。


追伸:
イチロー選手がマリナーズと5年の契約を延長するとの会見がありました。その額なんと、5年で、9000万ドル(約110億円)。
つまり、一年の年俸が20億円以上ということになりますね。
すごい!の一言です。

ヤンキースに移籍とか、他の多くのチームも興味を示していたし、シアトルファンにとっては一安心ですね。個人的には、日本に帰るのでは思っていたので、少し残念です。

記者会見後、周りのアメリカ人と少し話したのですが、彼らのイチロー選手への評価も非常に高く、「もう少し高くても良いんじゃないの」って人がほとんどでした。野球ファンにも、かなりの高い評価を獲得してますね。
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2007年07月07日

Saturday TomoBiz Article Vol.95 (HOT DOG)

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"Sports Do Not Build Character...They Reveal It"
--John Wooden

突然ですが、「スポーツ」ってどんな定義をすればいいのでしょうか?

実は、今まであまり深く考えたことがなかったんです。
というか、あまり「定義」って言葉が好きじゃないので、あまり興味はないんですが…。

だけど、ちょっとしたきっかけで最近考えていみてるんです。
そのきっかけとは、アメリカで毎年行われる「ホットドック大食い大会」。

ご存知の人も多いかも知れませんが、日本人の小林さんが2001年からこの大会で6連覇していて、今年は7連覇に挑んでいたんです。

しかし、家族の不幸ごとやあごの怪我などがあり、万全の状態での出場ではなかった様子。コンテストは、4日にニューヨークで行われ、残念ながら2位に終わり、連覇が途切れる結果となった。

疑問:
「ホットドックの大食い大会」ってスポーツイベント???

今までなんとも考えてなく、観戦していたけど、今年は小林さんの頑張り、そして、敗北・悔しさ、などを通して、スポーツ的な感動を感じながらみていました。

ESPNというスポーツケーブル局で放送され、アメリカでは、スポーツのカテゴリーとして扱われている傾向はある。

ホットドックの大食いはスポーツなんでしょうか?
って考えたら他にも判断が難しいものも沢山ある。

ビリヤードは?
ポーカーゲーム?
雪合戦は?

何か、良い考え方をお持ちの方、是非お知らせください。
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2007年06月30日

Saturday TomoBiz Article Vol.94 (MSBL)

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"Success is not counted by how high you have climbed but by how many people you brought with you."
--Wil Rose

今回は、私の住むルイビル市(ケンタッキー州)で夏の間に開催されるレクりエーション社会人野球リーグの話です。
このリーグ、去年から私も参加させてもらっているんですが、なんか少し不思議な感じがするんです。

年齢別でいくつかのリーグが存在していて、私の参加しているクラスは25才以上。ほとんどが高校や大学時にプレー経験のある人ばかり。でも、現役を退いて、運動不足やら40才を越えた人もたくさんいて、リーグのレベルはそんなには高くない。

不思議な感じがするって言うのは、レクリエーションの野球リーグということで、遊びでやっているイメージだけど、実際はそんなことはなく、みんな熱いんです。もともと野球をやってきた人の集まりだから、自然に熱くなるのでしょう。と、思えば、楽しい雰囲気も存在していて、真剣さと楽しさが良い具合にミックスされてるんです。

今回、この話を紹介させてもらったのは、先日リーグのコミッショナーとリーグ運営に関してディスカッションする機会があり、とても違った観点でリーグのビジネス運営をしていることを教えてもらったから。

このリーグへの参加費として、一人約2万円くらい払っている。25-30試合を6月から9月の上旬にかけてリーグ戦が展開される。

ちょっと参加費、高いイメージしませんか?
わたしの疑問は、このリーグへの参加者や観戦者の特徴を考えれば、スポンサーの一つや二つ、取れてもおかしくない。
それで、選手の参加費を下げれば、もっと参加チームが増えるし、全体的にリーグのバリューが上がるのでわと。

現在、リーグへのスポンサーをとっていない理由を、リーグコミッショナーは以下のように話してくれた。

「このリーグは野球を本当に愛する人のために存在する。そして、参加を決めた選手には、責任をもってリーグ戦を積極的に参加してほしい。もし、スポンサーがとれ、参加費が安くなったり、ゼロになれば、チーム数も増えるし、参加者も増えるだろう。しかし、中途半端な気持ちで参加する選手が増えるし、いろいろな理由をつけて試合にこなかったりして、人数が足りなくて試合ができないというケースが多く存在するでろう。したがって、全体のリーグのクオリティーが下がると判断し、スポンサーは取らない方向で考えている。」

なるほど。

確かに、試合を休む選手はほとんどいなく、平日の練習へも参加し、試合には真剣に取り組んでいる選手がほとんどである。
真剣に取り組んでいるから、その中で楽しめることは、非常にクオリティーが高く、また一生懸命がんばろう、となるのであろう。

こういう考え方もあるんですね。
勉強になった。
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2007年06月23日

Saturday TomoBiz Article Vol.93 (Youth)

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"The theory of marketing is solid but the practice of marketing leaves much to be desired."
--Philip Kotler

IOC(国際オリンピック委員会)は2012年のロンドンオリンピックでの参考競技種目の追加を議論しているという。

その種目とは:「スケートボード」

いわゆるスケボーですね。
小さい頃、よくやりましたよね。

現在、スポーツ先進国でのスケボーの子どもへの人気が急上昇中なんです。アメリカでは、プロのツアーがあり、子どもへの人気は半端ではない。

そうなんです。スケボーを追加しようという目的は、子ども層へのオリンピックのアピールということがあるんです。

冬季オリンピックでの、スノーボードも同じ考えかたですね。
2008年の北京オリンピックでは、BMXという「モトクロス・サイクリング」という種目が新しく競技されます。

将来を担う子どもというセグメント、オリンピックの長期的成長を考えたときに非常に重要なターゲット層となる。

そんな子どもたちに魅力的な種目を導入する事によって、その他スポーツも含めたオリンピックというスポーツの祭典へ注目してもらうというのが戦略です。

子どもにとってもっとスポーツが身近に感じれるものとなる為に、オリンピックの役割は重要です。そういった意味から、是非スケボーが導入されることを個人的には願っている。






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2007年06月16日

Saturday TomoBiz Article Vol.92 (i phone)

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Never Been a iPod
--iPhone CM tagline

携帯電話の進化はとどまりませんね。
どんどん新しい機能がでてきます。
携帯ファースト世代の私としては、当時の巨大で高額で電話をかけるという機能だけだったことが、ほんと懐かしい思い出です。

さて、また話題の新スタイル携帯電話が間もなく、アメリカで発売されます。
「iPhone]
http://www.apple.com/iphone/technology/specs.html

マックコンピューター、iPodでご存知の、アップル社からの発売です。タッチパネル式の操作という今までになかった携帯電話でその他機能もとても充実している。(上記サイト参照)
そして見た目もカッコよく、間違いなく売れるでしょう。

ただ問題は電話本体の価格。小売価格で500ドル-600ドル(6-7万円)はするという。そういうことで、ターゲットとなるユーザー層は平均以上の所得層ということになるのでは。

6月29日の発売に向け、テレビCM数がここに来てどんどん増えてきている感がる。そして注目すべき点は、このiPhoneのCMであるが、スポーツ関連番組のCM枠での放送が非常に多いということ。

つまり、スポーツのオーディエンスは比較的高所得層が多いという判断である。

特にゴルフやテニス、モーターレース、などの観戦者は高額所得層が非常に多く、5月・6月のメジャーイベントでCMが多く放送されている。

商品CMはマーケティングの一環であるが、常にターゲットユーザーを意識したもので有るべきであり、能率的で効率でなければいけない。

ただ視聴率がとれる番組にCM放送をしても、視聴者層とその商品のターゲット層が一致していなければ、高額なCM料の支払いだけで終わりかねない。

どの媒体を使えば、どんなユーザー層にメッセージを届ける事ができるかをしっかりと把握しなければいけない。


さて、このiPhoneはアメリカと日本の通信方法が異なることから、そのままの商品が日本に入ってくることはない。おそらく国内通信の大手、NTTドコモ・au・ソフトバンク社が、同等の商品を近い将来に発表してくのであろう。

しかし、6-7万円だして、みなさん買いますか???
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2007年06月09日

Saturday TomoBiz Article Vol.91 (Super Regional)

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Baseball out of the shadows
-- Courier Journal

アメリカ大学スポーツは非常に大きな産業という話は随時お話している。しかし、その中心にあるのは学生2大スポーツである。
−アメリカン・フットボール
−バスケットボール

野球は???
大学スポーツとしてはあまり人気がないんです。
シーズンが2月にはじまるけど、テレビ中継はほとんどないし、観客もほとんどはいらない。しかし、6−7月にかけて行われるカレッジワールドシリーズと言われる全国大会はケーブルテレビ(ESPN)で放送されそこそこ注目は集まる。その理由は、その時期に行われる大学スポーツが野球くらいだからということである。

私のいる町の大学、ルイビル大学の野球チームの話である。
この大学も他のスポーツ強豪大学と同じく、フットボールとバスケットボールチームが全国大会の常連で、数あるスポーツプログラムのなかでも際立っている。そんな中野球チームは例年全国大会へ出場できるほど強くはなく、注目を集めることはほとんどない。

しかし今年は少しちがう。シーズンを好調に進み、全国大会の出場権をかけSuper Regional シリーズに進んだ。

このシリーズは3戦(2戦先勝)でこの週末の金・土・日、ここルイビルで開催される。

このシリーズの試合チケットが今週のはじめに売り出された。2500席の指定席は即完売という報告でいくらで売り出されたのかもわからない。一般自由席、外野の芝生席が金・土の2試合セットの販売のみで、24ドル(約2900円)。

通常のシーズンのチケット価格が、2−3ドルで、それでもほとんど客が入らないことを考えると、破格な価格設定である。それでも、すごい勢いでチケットが売れているという。

1勝1敗でも日曜日の3戦目は単日で当日にチケットが販売されるらしい。きっとそうなればチケットの価格はさらに上がるのであろう。

需要と供給の法則ですね、商品の価格設定は。
商品の価値をしっかり評価しての価格設定をする必要がある。

今回のルイビルチームのルイビルでの全国大会の切符をかけたこのシリーズは、ルイビル大の学生・関係者はもちろん、地域の住民にとっても価値の高いプレミアチケットなんでしょう。

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2007年06月02日

Saturday TomoBiz Article Vol.90 (OneMarket4)

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The World is Flat
--Thomas Friedman

前回話した、「アウトソーシング」と「オフショアリング」とは?

アウトソーシングという言葉は近年よく耳にすると思う。
簡単に言えば、事業の一部(もしくは大部分)を他社へアウトソース(業務委託)することである。
これは、海外でのビジネスだけじゃなく、国内のビジネスでも近年多く行われているビジネスの手法である。

オフショアリングとは、海外で事業を展開する際、その地域に自社の拠点事業所を置き、ビジネスを展開する手法のことである。


前回話した通り、海外でビジネスを展開する際、その手法の選択は非常に重要な要素になる。アウトソースかオフショアか。

双方とも短所・長所の両方をもっている。
例)
アウトソース
長所・事業展開マーケットの特徴を把握している。
短所・業務を委託するので、事業のコントロールを多少失う。

オフショア
長所・自社のコントロールの下、事業が展開できる。
短所・新しいマーケットの特徴の理解に苦しむ。巨額コストを要す。


大企業はオフショアを用いビジネス展開をするケースが多い。それは、資金が潤沢にあるので、自社コントロールという重要点を重視でき、しっかりとしたマーケットの特徴をリサーチすることができ、それに対応することができるからである。

海外でビジネスを展開する際、そのマーケットの特徴を理解することはとても重要である。文化やビジネスの仕方はそれぞれの国で違うことは大いにある。日本とアメリカは相当違うと認識する。数的データだけで、マーケットを理解しようとすれば、必ず失敗する。そういった観点から、それぞれのマーケットを知り尽くした、他社に業務を委託するアウトソーシングは近年、インターナショナルビジネスのトレンドとなってきている。


日本でのビジネスを考えているこの会社、アウトソースかオフショアか、最終判断はこの秋までに出す予定のようだ。


「World is Flat」
世界のマーケットはどんどん接近してきている。あなたの顧客はあなたの地元やあなたの国にと限定する時代は終わっている。逆を言えば、あなたの競合他社は世界中に存在すると言う事。彼らは今もビジネスチャンスを伺っている。

OneMarketの時代ですよ。準備はできてますか?

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2007年05月26日

Saturday TomoBiz Article Vol.89 (OneMarket3)

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The World is Flat
--Thomas Friedman

前回・前前回からの続き。

さて、紹介しているルイビルでのこのビジネス、なぜアメリカ内の他の地域でビジネスを拡大していくという選択肢より、海外(日本)でのビジネスを考えているのだろう?

答えは非常にシンプルであり、合理的判断である。彼らのビジネスはルイビルでは非常に認知度が高く、強いブランド力をもっている。しかし、違う地域では同じような商品で違う会社がそのマーケットを占有している現状がある。もちろんそれらの市場に参入しそれぞれの地元企業と競争することも可能である。しかし、外国の優良なマーケットでユニークな商品としてビジネスを展開していく方が、総合的に成功の可能性があるとの判断だった。

これらの判断はすべてリサーチがベース。決して安易なトップの予想では判断されない。海外のマーケットの方が成功の可能性があるとの判断はすでに決定しているのだが、ではどのマーケットでという次の調査段階に入っている様子。

日本のマーケットはデータベースから非常に期待のマーケットとして上がっている。しかし彼らは数字や一般的データだけでは総合的なマーケットの特徴やバリューは図れないことを知っているのである。ビジネスのための環境的要因やそのマーケットの文化などの要素は成功のためにリサーチが不可欠である。

彼らが私をミーティングに招待したのは数字や一般的データなどの“量的データ”に加えて、“質的データ”を収集し、マーケットのバリューを総合的に判断するためである。

この2タイプのデータ収集は海外でのビジネスに欠かせない。その理由の一番にくるのは、ビジネス展開の形態の決定である。

1)Outsourcing(アウトソーシング)
2)Offshoring(オフショアリング)

次回へ

posted by tokuyama at 13:48| Comment(0) | TrackBack(2) | Tokuyama | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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