2007年11月07日

偶然?

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先々週の週末の話。

会社がマネージメントを担当しているツール・ド・フランスを目指す日本のプロロードサイクリングチーム「エキップアサダ」が参戦するジャパンカップ ロードレースでチームオフィシャルグッズの販売ブースを手伝う為に栃木県は宇都宮へ。

エキップアサダについてはこちら
http://www.cyclisme-japon.net/

ジャパンカップ前日の金曜日の深夜、駅前のビジネスホテルにチェックイン。時刻は午前2時すぎだったろうか。
部屋のテレビを何気なくつけると、日本テレビで放送しているNFLのダイジェスト番組「NFL倶楽部」がやっていた。TV

普段は間違いなく寝ている時間だが、明日の準備でもしながら見ていると「次のコーナーはNFLの舞台裏、用具係を一日体験!」というコメントとともにCMへ。

「用具係!」exclamation

もちろん、即反応。

CM明け、楽しみに待っていると番組リポーターがNYジャイアンツのエキップメントマネージャーのゲーム当日の仕事を1日体験するという内容。

仕事の定番、洗濯したりタオルたたんだり、ゲームの数時間前にはロッカールームのセットアップしたり、ヘルメットチェックしたり・・・

映像見てるだけで、何故か部屋でひとり、妙にテンションあがりました。右斜め上

先述のとおり、普段は寝てる時間。

あらかじめこんなコーナーがあるとわかっていれば録画するなり、起きて見るなりするだろうが、予告無しで偶然つけたテレビからピンポイントで「用具係」のコーナーを見るとは。。。

書きそびれていた宇都宮での深夜の話。

最近、心の少し奥のほうにあった思いが、もう一度、引き出された。


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2007年10月24日

用具? 防具?

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心臓震とうをテーマに前々回から書いてきたが、その続き。
テーマは「防具」

さて、野球で防具といえば、ヘルメット。
少年野球をやっていた頃、ヘルメットをかぶって打席に入る・・プロ野球選手と同じでなんとなくかっこいいと思った。アメフトでもアメフト独特のスタイルにあこがれてはじめた人も多いと聞くが子供の頃スポーツを始めるきっかけなんてそういったものである。

そして、もうひとつ野球で防具といえば、やはりキャッチャー。
ヘルメット、プロテクター、レガース。
守備では唯一、こうした防具をつけるポジション。

しかし、それが今、変わっていく・・・かもしれない。

ポジション、攻守ともに関係なく全員が防具を着用する・・・ようになるかもしれない。

それが、心臓震とう予防のために各野球メーカーが開発した「胸部保護パッド」である。

今のところ、「義務化」には至っていない。

しかし、先日、PL学園の中学生が高校の練習に参加した際、ボールを胸に受け、亡くなったが、その直後には高野連からこうした事故を防ぐために、各学校や施設にAEDの設置とともに「胸部保護パッド」を使用することを奨励する文書が出された。

もちろん、その着用によって事故が完全に防止できるものではないが、選手がそしてそれを見守る指導者、親御さん達がこのような動きをどのように感じるのか、そこに「安心感」を見出すならば、本当に選手全員が防具をつけてプレーすることも現実となるかもしれない。

コンタクトスポーツの代表でもあるアメリカンフットボールではヘルメット、ショルダーパッドをはじめ、各パッド類も装着することが義務付けられているが、その役割はこのスポーツをプレーする上で必要な「用具」であると同時に身体を守る為の必要不可欠な「防具」であるというのが特徴である。

野球は基本的にコンタクトのないスポーツであるが、特にそれが死にいたるような「心臓震とう」であれば、この胸部保護パッドも「用具」でありそして「防具」であるとの認識が徐々にされていくのではないかと感じる。

元々、アメフトのエキップメントとして紹介していたメーカーの商品に胸部への怪我予防を目的とした「チェストパッド」があるということで心臓震とうについてその関連の情報を知るようになったのだが、何度も書いてきたように、あらためて「用具」「防具」に関わるものとして責任感をもって取り組むことの大切さを思う。

もっといえば、これもまたエキップメントマネージメントの大切な役割の一つであると同時に、自分が新たに感じた可能性なのかもしれない。


ちなみに、現在、自分達が紹介しているのが、アメリカzoombang社のチェストパッドシャツ

.

元々はこのブログでも紹介したことがあるようにアメリカンフットボールの怪我予防のため開発された特殊な衝撃吸収素材をパッドに使用したパッド付シャツ。この素材を生かして、アメリカでは野球、ラクロス、アイスホッケーなどで心臓震とうに限らず、ボールやスティックなどによる胸部への怪我予防として実際に使用されており、防弾チョッキのパッドにも採用されている。
http://ses-i.biz/zoombang/shop/





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2007年10月12日

では、もうひとつの〜震盪って?

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「胸にボール直撃、野球練習中の子供がなくなる。」

ここ最近、スポーツの現場でこうした子供の突然死に関するニュースや記事を目にしたことはないだろうか?

この子供の突然死だが、これは胸部に衝撃が加わったことにより心臓が停止しまう状態で、その多くはスポーツ中に、主に小学生から高校生の発育過程にあり胸郭が柔らかいとされている子供たちに起こっているという。

そして、これがいわゆるもひとつの「〜震盪」⇒「心臓震盪」と呼ばれるものである。

【心臓震盪】
「心臓に加えられた機械的刺激により誘発された突然死」
詳細はこちら⇒「心臓震盪から子供を救う会」http://narumi-ecl.co.jp/shinzou-shintou/

特に日本国内では普及率、競技人口ともに圧倒的に多い少年野球の現場でこうした例が多いようだ。

一方、既にAEDの普及などその対策にいち早く取り組んできたアメリカでは野球、ソフトボールでその例が顕著な他にアイスホッケー、ラクロスといった球技やアメリカンフットボール、サッカーなどのコンタクトスポーツでも心臓震盪による子供の突然死が起こっているというデータが出ている。

前述の症例のようにデータでは日本でもアメリカでも盛んな野球の練習中にボールを胸にあてて起こるケースが多いようだが、実際には球技、コンタクトスポーツを主として、また学校体育の場、遊びの場など日常生活下でも起こりうるものとして認識されつつあるようだ。

そして現在、ニュースや新聞記事をはじめ、少年野球チームなど現場を預かる指導者や親御さんたちがブログなどを通じてこの問題に取り組んでいる。

こうして皮肉にも、先述のとおりここ最近、現場で「心臓震盪」による子供の突然死が取り上げられることによってその言葉の「認知」は広がりつつある。

この問題に対して、キーワードになるのは「認知」そして「対策」であろう。

そこで、現在注目されているのが「対策」としてAED(自動体外式除細動器)の設置、「予防」としての防具の着用である。

・・・と、ここまではインターネットなどを通じて情報を調べ、知りえたことに過ぎないのだが、きっかけは心臓震盪の予防対策の一つしてあげられる「防具」を紹介し、取り扱うことになった為である。

こうして、今「心臓震盪」について自分自身が学んでいくにつれ、実際にスポーツの現場で子供がなくなっているという事実の重みはもちろんだが、前回も書いたようにスポーツの用具に関わる者としても色々、考えさせられることが多い。

思えば、自分自身も小学生の頃、少年野球をやっていた。

「キャッチボールの時は相手の胸をめがけて投げる」

「ボールを取る時はボールの正面に入って、取れなくても胸にあてて前におとす。」

そして、こんな風に教わっていた。

あらためて、色々考えさせられる。。。


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2007年10月04日

〜震盪

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「〜震盪」

この言葉を見て「〜」に当てはまる言葉を思い浮かべると多分、多くの人が「脳」という言葉を思い浮かべると思う。

実際にスポーツの現場でも「脳震盪」というのは特にコンタクトスポーツの中では発生件数が多いという事実もあるし、詳細なメカニズムまでは知らなくとも、一般的に認知されていると思う。

自分自身、経験はないがエクイップメントマネージャーをしていたアメリカンフットボールの現場では何度かその現場を目撃したこともあるし
医科学研究会や安全対策セミナーなどに参加しその話を聞くたびに非常にシリアスな現状があることを思い知らされる。

エキップメントの現場から見ても特にアメフトの場合、ヘルメットなどの防具を扱う立場としてはフィッティングやメンテナンスの不備によって頭部の重大な事故を起こしてはならぬよう責任をもって取り組まねばならない。

実際にヘルメットもその形状やパッドの素材なども「脳震盪」の関係とは決して無関係ではなく、完全に予防できるものではないにしても日々、その研究や対策を進めている。

以前紹介したSRSというシステム(Information 2006年7月15日ブログ参照)やコグスポーツ(2007年2月22日ブログ 参照)など「安全管理」も進歩している。

と、ここまでは以前も書いた「脳震盪」関連になるが、最近、関わる仕事の中で、自分自身また別の「〜震盪」について現在、色々調べながら
取り組んでいる。

この問題もやはりスポーツの現場で起こることが多く、エキップメントに関わっていく中で、決して安易な気持ちで取り組んではいけないと思っている。

次回はもう一つの「〜震盪」について取り上げたい。
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2007年09月17日

フラッシュバック AEMAコンベンションB

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昨年のコンベンションリポート(参照:ブログ 2006年6月19日)でも報告しましたが、コンベンションの内容は
@ワークショップ
A展示会
B全体ミーティング/ディストリクトミーティング
Cメーカーレセプション
となっています。

今回のコンベンションは写真で振り返ってきましたが、最後となる第3弾は全体ミーティングとレセプションの写真と番外を。


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今回の出席者約450名が一同に集まる全体ミーティング。
壇上はAEMAプレジデントのマイク・ロイスター氏(テネシー大学チャタヌーガ校)


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ワークショップ後に行われるメーカー主催のレセプション。。。
エイクップメントマネージャーたちの交流の場。
それにしてもアメリカのEQマネージャー達は本当によく飲む。ビール


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プレーブック? ではありません。ワークショップで紹介された貴重なサンディエゴ州立大学のEQマネージャーマニュアル。
しっかりシステム化されているんですね。

もう3ヶ月前のことなのですが、こうして振り返るとやっぱり色々、自分自身も刺激になります。

現在は仕事の関係で、国内のアメフトチームの練習や試合会場に足を運ぶことも多いのですが、やっぱり目がいくのはチーム、選手が使用しているエクイップメント。

「どんなエクイップメントが今、使われているのだろう?」

「どんな風にメンテナンスをしているのだろう?」

先述のとおり、自身の刺激になることも多いのですが、こうして発信していくことも含め、AEMAで見たこと、聞いたことを日本の現場でもつなげていく。

やりがいがあります。

ちなみに来年のコンベンションは@ダラスです。

最後に久々となるAEMAスローガンを。

THERE IS NO FINISH LINE!



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2007年09月09日

フラッシュバック AEMAコンベンションA

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AEMAコンベンション フラッシュバック第2弾は展示会編。

コンベンション2日目、3日目の午前中に行われる展示会はフットボール関連のメーカーがブースを出展。その数、100社以上。

フットボーラーにはおなじみのリデルやシャットなどいわゆるエクイップメントものからアンダーアーマーなどのアパレルはもちろんディケール、バック用のタグ、ロッカールーム内の衛生を保つバクテリア駆除用の洗剤(?)、エクイツプメントの在庫管理用のPCソフトなどなど。。
まさにソフトからハードまで、色々あります。
ここでもアメリカにおけるフットボールマーケットの大きさを垣間見る
ことができます。

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1社ずつ見ていくとかなり時間がかかります。ピンポイントで回ると効率的




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まずはおなじみリデルのブース


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ラッセルのブース

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「ロッカールーム」もあります


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EQルームには欠かせない整理整頓


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遠征用ガーメントからヘルメット収納用バックまでバックも色々


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「リコンディショニング」後のヘルメット
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2007年08月26日

フラッシュバック AEMAコンベンション@

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今年のAEMAコンベンション参加の報告をすっかり忘れてました・・・

せっかく写真をとってきたので、今回は写真でフラッシュバック。カメラ



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第32回AEMAコンベンション@リノ

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まずは受付。


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ワークショップ(ヘルメットフィッテイング)




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フィットを確認。決定




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ワークショップ(ショルダーパッドフィッテイング)

ワークショップは基本的に座学が多いのですが、こうしたフィッティングは各メーカーの人たちの説明を聞いたあと、自分達でも実践してみます。

次回へ続く。。。
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2007年08月06日

久しぶりのフィールド

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振り返るとアメフトワールドカップが開幕したのがほぼ1ヶ月前。

ワールドカップの現場には、ウェブサイト関連の仕事で携わっていたが
これからの自分の仕事の幅を広げていくという意味でたくさん勉強をさせてもらった。

もちろん、これからしていきたい仕事として「エクイツプメント」というキーワードは外せない。

そして、その一つとして昨年より取り組み始めたズームバングというプロテクトギアの日本国内での販売がある。

先のワールドカップ期間中は、大会につきっきりで仕事をしていたことや、時期的にフットボールチームの練習もトレーニング期間中やオフのところが多かったのでチームへの訪問もできなかった。

ワールドカップが終わり、国内では各リーグ戦が9月からいよいよ始まる。各チームもそれに標準を合わせ、この時期、通常の練習はもちろん、夏合宿などを経て、秋シーズンへのぞむ。

それにあわせるように、自分もズームバングの仕事を継続しているが、
先週末、久しぶりに2チームの練習にお邪魔させていただき、ズームバングに関して選手の皆さんから色々、貴重な意見を伺うことができた。

そこでタイトルにある「久しぶりのフィールド」

うまく表現はできないけれど、やっぱりフィールドはいい。

机上では、ズームバングも含めて、こんなエキップメントがあれば選手にとっていいだろうなと思ったりするのだが、実際にフィールドでプレーをする選手を見ていたり、選手と話をすると色々なことを教えられる。

フィールドでしか分からないエクイップメントの存在感。

フィールドでしか分からない選手とエクイップメントとの対話。

そして、そこにいた時に実感する選手とエクイップメントの間にたつということの責任感、やりがい。

久しぶりのフィールドはやっぱり良かった。
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2007年06月19日

近況

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また、更新が滞ってしまい恐縮です。

この前の更新がAEMAコンベンション参加についてだったが、先々週の日曜日に無事、帰国。

その間、プロサイクルロードレースチームで活躍するメカニシャンとの出会い、ヨコハマボウルでのゲームユニフォームの納品、いよいよ来月迫ったアメリカンフットボールワールドカップ関連の仕事、そして、AEMAコンベンションの参加等々。。。

※第3回アメリカンフットボールワールドカップ 川崎大会についてはこちらを。
大会公式サイト:http://wc2007.info/
日本代表オフィシャルサイト:http://wc2007.info/japan/

これから、少しずつ整理して、少しずつ更新していきます。


今日はAEMAでの写真を1枚。

.


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2007年05月19日

今年もまた・・・

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この時期が近づいてきた。
そう、AEMAのコンベンションである。33回目の開催となる今年のコンベンションは6月5日〜9日の日程でネバタ州のリノで行われる。

そして、私事ながら、周りの方々に、ご理解いただき自身3回目となるコンベンションに出席することになった。

過去2回の参加状況は以前、タッチダウン誌で記事を書かせていただいたり、昨年の模様はこのブログでもリポートしたが、毎年の内容はそれほど大きくは変わらないようだ。

しかしながら、この時期休みをいただき、わざわざ飛行機代を使ってまでそこへ向かうのは「参加することに意義がある」と思うからだ。

2005年 アトランタ コンベンション初参加 「興奮」と「緊張」

2006年 バッファロー 2回目 エクイップメントマネジャー達との交流、最新の情報・・・ 「欲張り」になること

そして
2007年 リノ 3回目 今年は「無心」で望みたい。そして、純粋に楽しみたいと思っている。

2004年のaf2(アリーナフットボールリーグ2)でのシーズンを終えてから、本格的に現場でエクイップメントマネージャーとしての活動から離れているのが現状。

しかし、AEMAコンベンションの参加を含めて、それまでの経験があったからこそ、今の仕事に取り組めていることも事実。そして、その仕事を通じて、「エクイツプメントマネージャー」について少し知ってもらえるようになったこともまた然り。

現在の活動をする中で、もっともっと考えて行動に移していかなければいかないことは色々ある。

そういう日常の中で、これからももっと前向きにそして、日本にもエクイップメントマネージャーが普及するようなスポーツ環境を作ることが出来るようにこの期間だけは今までのことを「リセット」。そして、自分の目と耳で見て聞くことを「無心」で吸収してきたい。

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昨年のコンベンションで訪れたバッファロービルズのエクイップメントルーム。
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2007年05月06日

第1回エクイツプメント会合

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夕刻に訪れたのは2ヶ月ぶりとなる東伏見のアイスアリーナ。

「エクイツプメントマネージャーあるいはエクイツプメントに関心のある人達がスポーツの枠を超えて情報共有、情報交換をしていく場を持ちたい。」

以前、こんなことをこのブログで書いてきた。

そんなお話をして「是非!」というお返事ををもらったアイスホッケーSEIBUプリンスラピッツでエクイツプメントマネージャーとして活躍するKさん。そして、フットボールXリーグ、ロックブルでマネージャーとしてチームを支え、昨年、AEMAコンベンションに参加したEさん。
まずはこの二人の声をかけ、Eさんを紹介する形で今回の「会合」が実現した。

場所はKさんが普段働いているチームのアイスアリーナを僕らが訪れ、普段、チームが使用しているロッカールームを案内してもらいそこで色々な話をお互いに話した。

アイスホッケーは数週間前に全シーズンを終えたばかりで、まだロッカールームには選手が使用しているヘルメット、ショルダーパッドなどの「防具」が置いてあり、フットボールに関わっている僕らはこの間、興味津々。

こうして、実際に防具を見せてもらいながら、お互いに質問したり、ホッケーの防具のトレンドやメンテナンスの仕方などから、チーム自体の運営状況まで話は尽きることはなかった。

夕方6時過ぎに訪れてから、この間、食事もせずにロッカールームにある時計をふと見ると9時を過ぎていた。

まだ、エクイツプメントマネージャー、エクイツプメントマネージャーに関心がある者たちが集まる「場」としては全く形にはなっていない。
ただ、この夜の3人のロッカールームでの話が振り返れば「始まり」だった、となるように少しずつ膨らませていきたいと思った。

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「ダグラス」のアイスホッケー用ショルダーパッドを発見!
現在は使用している選手はほとんどいないそうだが、結構、人気があったそうだ。
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2007年03月30日

視野を広げる

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「慣れないことはあまりやるべきではない、いや、何事も挑戦。この経験を楽しめばいい。」

ということで、医科学研究会につづき、今月、僭越ながらもう一度、講義をやらせていただいた。

今回お話を頂いたのは、新潟にあるJAPANサッカーカレッジという専門学校。 →http://www.cupsnet.com/index.html

そして講義をさせていただいのはこの学校でサッカービジネスを学ぶ約40名の学生の皆さん。サッカー
当然、将来は皆、サッカー関連のビジネスの現場で働くことを目標にしているとのこと。そして、その中にはホペイロ志望の学生もいる。

「何ゆえ、サッカー関連の専門学校から?」

と思われるかもしれないが、この春休み期間を利用して、サッカービジネス科で学ぶ皆さんは研修目的で関東近郊のサッカーチームなどで研修を行ったり、その一環で、サッカーにとらわれず広くスポーツに関わる人達を講師として招いて、スポーツビジネスに関わるための視野を広げるという目的から自分にも声をかけていただいた。

もちろん今回の講義の内容は「エクイツプメントマネージャーについて」

これまで何度かこの内容でお話させていただく機会はあったが、アメフトにおけるエクイツプメントマネージメントという観点からの話だった。

お話をいただいてから、色々話す内容を考えていたが、一つは広くスポーツにおけるエクイツプメントマネージャーとしての仕事について話すことと、もう一つはアメリカンフットボールというサッカービジネスを専門に学ぶ彼らにはある意味、未知のスポーツにおける自分のアメリカでの実体験をお話することで、この研修の「視野を広げる」という目的にかなうのではないかと考えた。と、同時にアメリカンフットボールについて知っていただけることにもつながると思った。

自分自身、そもそもサッカーとは無縁ではない。前回のブログでも書いたがエクイツプエメントマネージャーを知るよりも前に知って興味を持っていたのが「ホペイロ」だったし、つい最近その現役ホペイロにお会いしたばかりでもある。
そして、約3年半、サッカーショップとしても有名な某小売店で自ら働いていたわけで、アメフトのキッカーがはいているサッカー用のスパイクを見ると「あ、※コパムンはいている。」とかフッボールのフィールドで懐かしさへ覚えてしまうこともある。
※アディダスのサッカースパイク「コパムンディアル」のこと。プーマ「パラメヒコ」と並ぶ名品。(独断ですが・・・)

余談になったが、講義の時間は90分。サッカーでいえば丸々1ゲーム。
ペース配分乱れて、後半はバテバテ・・・

内容としては、
■スポーツ小売店での経験
■エクイツプメントマネージャーについて
・概要
・アメリカでの仕事内容
・アメリカと日本の現状
・エクイツプメントマネージャーの可能性
という流れで、コロラド大学やアリーナフットボールで経験した内容を伝え、現在、日本でどのように関わっているか、そして日本でのエクイツプメントマネージャーという仕事を認知、普及させるためにどのようなことを考え、行動しているのかをいっぱいいっぱいになりながらお話させていただいた。

ということで無事に講義を終えたわけだが、先述したようにこの講義をするにあたり、あらためて自分自身、
「エクイツプメントマネージャーって?」
ということを考える時間をもらったような気がする。
前回のブログでも書いたがその答えを見つけ出すことは簡単ではない。
それでも、今回の講演会の主旨でもある「視野を広げてみること」にまた「気づき」をもらったような気がした。

そして、講義の最後に紹介させていただいたAEMAの言葉。

THERE IS NO FINISH LINE

自分もまだまだ、視野を広げて、かつ貪欲にエクイツプメントマネージャーという仕事の可能性に向き合っていかねば。

JAPANサッカーカレッジの学生の皆さん、スタッフの方々、この度は私自身も大変、貴重な経験をさせて頂きました。
お互いに日本のスポーツをよりよくしていけるよう頑張りましょう! この場をかりて御礼申し上げます。

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2007年03月26日

ホペイロとの対話

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日本でのエクイツプメントマネージャーの将来的な普及を考えた時、真っ先に思い浮かべる存在がある。
「ホペイロ」である。
以前、サッカーの専門誌で読んだJリーグで活躍するホペイロのことをこのブログでも書いたことがあるが、先日、Jリーグで活躍する現役のホペイロの方を訪ね、お話することができた。(リーグやチームの規定があるとのことでチーム名や実名は紹介できないのであしからず。)

そもそも、自分自身、エクイツプメントマネージャーの存在を知るより前に知っていたのが、ホペイロの存在。

Jリーグではリーグが発足した当時、いち早くブラジルからプロのホペイロを招聘したのが読売ベルディ(現東京ベルディ1969)。日本リーグ時代からブラジル色の強いチームであり、カズ選手をはじめ、ブラジルでのプロ経験を持つ選手も多かったことから、選手がプレーに専念できる環境作りの一つとして選手のスパイクなどの手入れ、管理を専門に行うホペイロの存在が不可欠だった。
その当時のサッカー専門誌に出ていたカズ選手の記事にもしばしばそのブラジル人ホペイロのことが出てきており、現在サッカー界ではホペイロ=用具係としてJリーグでも認知されている・・・

と、言うぐらいの自分の認識であったが、その存在は知られている一方で、その普及という点ではまだ、リーグにおいてもばらつきがあるということを今回の訪問の中で知った。

プロスポーツとして成熟している感のあるJリーグでも必ずしもホペイロ、あるいはエクイツプメントマネージャーが当たり前にようにいる環境ではないということだが、その理由のひとつに「自分で使う用具の手入れ、管理は自分で行う」という習慣があるのではないかと思う。
アメフトのあるチームでも聞いたことがあるのだが、「用具の管理を全て任す」ということが選手に受け入れてもらえるかというのが、実はポイントになるのではというヒントをもらったことがある。

「用具を大切にする」という習慣は用具を使用するほとんどのスポーツでは当たり前のことだが、それを「個人」でやるか「専門家」に委ねるか、それを「正誤」を判断基準にするのは難しいと思う。

特に「プロ」のように選手はプレーに集中する環境が必要とされるところでは個人の用具の管理さえ「プロ」に任せることは合理的な考え方だともいえるし、アメリカのように選手の立場がプロではないカレッジのようなところでも同様の環境があることは、自身が経験した中で、本当に驚いたことの一つであり、それを見て、日本のスポーツにもこのような環境を作っていきたいと思ったのが、今もこうして活動を続けている理由だ。

こんなことをあらためて考えることも今回の訪問でYホペイロと話した時に感じたことだが、もう一つ改めて「気づき」をもらったのが「日本におけるエクイツプメントマネージャーとは?」という大きな「?」だった。
「存在意義」「必要性」・・・

Yホペイロ自身もスペインのプロチームでホペイロの仕事を学んで帰国後、現在のチームに採用されたということだが、先述のように初めから選手全てが「ホペイロ」としてその仕事を受け入れてくれたわけではなく、スペインで学んだことをベースに今のチームでのホペイロとしての仕事を構築していったということ、そして、他チームのホペイロにも色々、聞きながらチームにとって良くなることは取り入れたというところは素直に勉強になった。

前回のアイスホッケーのKエクイツプメントマネージャー、そして今回お会いした頂いたYホペイロには尊敬の念とともに多くの「気づき」をもらった。

自分自身、いい意味で彼らに負けないぐらいの気持ちで、もっともっとエクイツプメントマネージャーという存在にまっすぐに向き合わなければいけないと思う。


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2007年03月10日

医科学研究会

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先週の日曜日、無事に日本アメリカンフットボール協会
医科学研究会での講演を終えた。
今回で11回目を迎えるこのプログラムだが、シーズンが
いよいよ始まる前に「選手への安全対策」という側面から
スポーツドクター、トレーナー、S&Cコーチなどが講師として
それぞれのテーマで講義を行うというスタイルである。
このプログラムの参加者もアメリカンフットボールの現場で
実際にチームドクターやトレーナーとして活動する方々が
ほとんどである。

そのプログラムだが、午前から昼休みを挟んで16時ごろまで
以下のようなテーマに分けられ、それぞれ講師が講義をして
いく。
【上肢(肩、肘、手)の外傷】
【内科的問題・栄養】
【重大事故の現状と対策】
【重大事故の予防】

このように大きく4つに分けられたテーマの中で今回自分が
話をしたのは最後の【重大事故の予防】というテーマの中で
「防具管理と安全対策」という面から講義をさせて頂いた。

「医科学研究会」という名前からして、エクイツプメントとの関連性はあまりピンとこない人も多いと思う。
実際に、アメリカンフットボールにおいて傷害が最も起こりうる原因はプレー中や練習中の直接的なコンタクトによるものが多い。

他の講師の話を聞いていて、肩周りの怪我の発生の原因や、脳震盪
をはじめとする頭・頚部外傷予防のための現場での取り組みは、こうしてじっくり聞く機会はあまりなかったので興味深く聞いた。
肩の外傷の講義をしていたある先生がそのお話のなかで、「防具をつけているアメフトはその安心感から、逆に怪我をするようなこともある。同じコンタクトスポーツでもラグビーは防具をつけないので、受身を取るのがうまくその違いが怪我の頻度の違いにあらわれる側面もある」ということを話していた。

その話を前提として自分も内容を考えてきたわけではないが、「直接的なコンタクト」「防具をつけていることの安心感」プラス「防具の不整備」に起因する重大事故も、安全対策として十分ケアする必要があるということが自分の話す大きなテーマとなった。

その中でも少し掘り下げて話をしたのが、「防具メンテナンス」について。

エクイツプメントマネージャーの仕事の一つとして、防具メンテナンスがあることはこのブログのはじめの方でも書いたが、エクイツプメントマネージャーが選手に「安全に」「快適に」そして「かっこよく」プレーしてもらうために責任感を強くもって取り組む仕事だということを、アメリカにいた時強く感じた。

そして今回の講義の中で一番伝えたかったことは、防具を専属で管理するエクイツプメントマネージャーが現在はいない日本でも、「意識」をしていけば十分な安全対策としてのメンテナンスは可能だということ。
「ゲーム前にもう一度、ヘルメットのネジを締めなおす」
「ショルダーパッドの紐がしっかり結ばれているか、確認する」等々。。。
特別な工具、施設がなくともできる「メンテナンス」はいくらでもある。

いろいろな面で「最先端」のものが導入されることの多いアメリカンフットボールであるがエクイツプメントマネージャーあるいは選手自身の手で行われるメンテナンスは、昔も今もそしてこれからも変わることはないと思う。
そしてそこには「気持ち」が込められている。

エクイツプメントの面から言えば、防具の進化も安全対策とともにある面が大きいが、完璧な防具というのはないのが現状。

一番の安全対策になるのは、選手自身の意識もそうだが、その選手をサポートするトレーナーやスポーツドクターをはじめとするチームスタッフが連携して今回得た情報などを共有して、現場で役立てることなのだろう。そこに、エクイツプメントの側面からも役立つ情報が発信できるようより頑張っていかねばと思う。

今回の機会もそうだが、これからも色々な形で伝えるを努力をしていこう。
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2007年03月03日

医科学研究会前夜

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ちょっと大げさなタイトルだが、明日、兵庫医科大学で行われる日本アメリカンフットボール協会主催の医科学研究会に講師の1人として参加することになった。

要するに、前日、ちょっと緊張気味なのである。

まあ、それはさておき、エクイツプメントマネージャーの仕事と医科学研究会というのはあまり結びつきが分からない方も多いかもしれない。
実際に明日、お話をされる講師の方々はスポーツドクターやトレーナーが
ほとんど。

しかし、「安全管理」という面では大いに関係ありで、特に重大事故を防止する為には用具メンテナンスをはじめとする用具管理は欠かせない・・・

と、いうテーマで明日はお話をさせていただく。

このような機会もまた、エクイツプメントマネージャーという仕事を多くの人に知ってもらうチャンス。

コロラドで教わったこと、アリーナで経験してきたこと、それらを踏まえてメインテーマについてはもちろんだが、エクイツプメントに対する自分の思いもちょっと伝えられればと思う。
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2007年02月22日

安全対策

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先週末は関西へ遠征。
主目的は現在、会社で担当しているズームバングでの学校訪問、
そして関西アメリカンフットボールコーチ連盟(KAFCA)年次総会会場でのブース出展の為。

2日目のブース出展はズームバング以外にもプロショップやサプリメントメーカー、人工芝メーカーなど数社が出展しており、空き時間を利用してそれらのブースをのぞいてみた。
中でも興味をもったのが自分達のブースのお隣になった「コグスポーツ」。
(コグスポーツ 詳細)
http://health-solution.co.jp
www.cogsports.com

アメリカンフットボールというスポーツはとかく怪我がつきものであるが、中でも頭部の重大外傷の発生は選手の生命を脅かす重大な事態をまねきかねない。
中でも脳震盪はフットボールで起こりうる可能性の多い傷害の一つだ。

頂いた資料を見ながらあらためて「脳震盪」そして「安全対策」について考えてみた。

「脳震盪」は頭部を激しく打ったり、顔、肩、首、その他の部位に受けた衝撃によって頭部が激しく揺さぶられてすることによって一過性の混乱や健忘を起越した状態のこと。安静、休養によって完全に回復する軽度の脳外傷だが、完全に回復する前に復帰をすると、頭部の重症外傷に発展する恐れがある。(資料より抜粋)

「コグスポーツ」はCTスキャンやMRIなどの画像診断によっては把握できない脳機能の回復度を、パソコンを使って簡単な操作で検査し、安全に試合に復帰する時期を決めるための客観的なデータを提供するシステムだ。

実際にパソコン上の画面を見せてもらいながら、担当者の方に説明をしてもらったが15分程度のトランプゲームのようなテストをすることによって、運動機能、注意力、学習能力、記憶力を高い精度で測定することができるとのこと。
また、オフシーズン時に計測した正常時のデータと、受傷後、症状が消えた段階で測定したデータを比較することで、総合的に脳の機能回復を判断できる。
もちろん、競技への復帰は最終的に医師の総合的判断が必要になるが、その判断を助けるためのデータの一つになるのだ。

現在、「コグスポーツ」は英国ラグビー連盟、オーストラリア・ナショナル・ラグビー連盟などがコグスポーツによる脳震盪のマネージメントを義務化しており、アメリカではノートルダム大学のフットボール部がこのシステムを採用しているという。日本でも、関西学院大学が正式に導入をしている。

脳震盪の問題はエクイツプメントの分野でも大いに関係のある問題だ。ヘルメットの形状の進化はまさにこの問題とともにあるといっても過言ではないし、防具メーカーでは、以前、このブログでも少し紹介したが、ヘルメットにセンサーを取り付け、ある一定の衝撃が加わった場合、その反応がサイドラインに控えるトレーナーのペイジャーとパソコンに伝わり、選手の安全確保にすぐに対応するというシステムを開発している。

実際にプレーをしている選手にとってはフィールド上で「安全に」という意識を持つことは難しいと思う。

そこでサイドラインに控えるのがドクターであり、トレーナーであり、エクイツプメントマネージャー達である。
そして、それに関連して安全面からエクイツプメントを開発するスポーツメーカーの存在があったり、今回紹介した「コグスポーツ」のように研究分野から選手の安全管理のためのデータを供給するシステムを開発するメーカーもある。

こうしたサイドラインに控える者達がそれぞれの専門性を出しつつ、互いにつながっていくことで、選手にとって有効な「安全管理」のシステムができあがっていくのだということをあらためて思った。
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PC場でトランプを利用しながら脳機能の測定をするコグスポーツのシステム
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2007年02月13日

ハリー

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ずいぶん前になるが、「エクイツプメントな人達」と題する
ブログで今の自分に大きな影響を与えてくれたコロラド大学の
エクイツプメントマネージャー達を紹介した。
今回、再び登場する「ハリー」もその時に紹介したうちの1人。

コロラド大学でのハリーについては、以前のブログを時間のあるときに読み返していただきたいと思うが、現在、ハリーはNFLデンバー・ブロンコスのアシスタントエクイツプメントマネージャーとして活躍している。

ハリーがブロンコスへ行って以来、会う機会はなかったのだが、先日、久しぶりに今、自分が携わっているズームバング(http://ses-i.biz/zoombang)のチームでの使用状況などについて聞いてみたくてメールをした。

ちょうどオフシーズンで家族とのんびり過ごしている時期だったが、ズームバングのブロンコスでの評判や選手の使用しているヘルメットやショルダーパッドのことなども色々、返信してきてくれた。

と、いうことでは今回はハリーからのブロンコスヘルメット、ショルダーパッドリポートを掲載。

まずはヘルメット。

チーム内ではリデルのレボリューション使用率が高いらしい。
どうもあの形がしっくりこない選手は、カレッジ時代からわりと
慣れ親しんでいる同じリデルのVSR-4というタイプを使用。
リデルがNFLのオフィシャルということもあるが、シャットの
ヘルメットは少数派だということ。

続いてショルダーパッド。

チーム内一番人気はリデルのCPX(Custom Power Extreme)という
最高級モデル。特にランニングバック、ラインバッカー、セーフティの選手達のほとんどはこれらしい。見たわけではないが当然、パッドのカラーはブロンコスカラーなのだろう。
最高級カスタムだけあって、動きやすいし、パッドの通気性もいいし選手からは評判だという。
.
日本でもおなじみの「POWER」シリーズもやはりカレッジ時代から
親しんでいる選手がいるということで使用者は多いとのこと。
これがOL, DLの選手になると「Impact」という比較的新しい
シリーズのショルダーパッドを使用しているようだ。
.
これは、経験上でのことだが、エクイツプメントについての選手自信のこだわりは人それぞれだと思う。
おおげさにいえばサイズさえあっていればそれでオッケーという選手もいたし、ヘルメットのパーツ(パッドのサイズなど)にこだわって色々試す選手もいる。

そこで色々な方面からアドバイスをしたり、相談にのったりするのもエクイツプメントマネージャーの仕事なのだが、ハリーのブロンコス情報をメールで見ていてハリーがブロンコスの選手に時にはあれもこれも欲しいといわれながら、(グローブとかすぐ新しいのをくれとかね。)頼りになるエクイツプメントマネージャーとして、活躍しているんだなという姿が目に浮かんできた。
その姿はコロラド大で自分が見てきた姿ときっとかわらないままであると思う。
ハリーは、ゲーム前、選手のグローブを用意する時、グローブが入ったパッケージに選手の名前、ナンバーとともに必ず、その選手に一言、何か書いてゲーム前のロッカールームの置いていた。

そういう姿を見て、自分もエクイツプメントマネージャーになりたいと思った。

・・・最初はエクイツプメント情報のつもりで書いていたが、書いているうちにまた思い出というか感情的な話になってきてしまった。

でも、ハリーだけではなく、今はそれぞれコロラドを離れてしまっているが、コロラド大のエクイツプメントマネージャーのみんなには今もこうしてメールで色々、相談したりして、そしていつもアドバイスをくれること、本当に感謝している。

あの時にみんなに話した「思い」は忘れずに、そして諦めずいこうと思う。


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2007年02月03日

エクイツプメント談議(アイスホッケー)

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前回からの続き・・・
そして、今回訪問させていただいたのがSEIBU プリンスラビッツのKエクイツプメントマネージャー。
チームHP:http://www1.princehotels.co.jp/icehockey/
当日は東伏見にあるラビッツのホームアリーナ、ダイドードリンコアイスアリーナを訪問。午前中の練習の合間に時間をとっていただき、色々お話をうかがった。

ひんやりとするアリーナの中、練習中の選手がパックを打つ音、スケートが氷を削る音が良く響く。
早速、Kエクイツプメントマネージャーと面会。選手のロッカールームがある少し奥まったところにエクイツプメント部屋がありそこに通していただいた。
ちょっと薄暗い感じや、予備の用具が置かれたその光景は懐かしさを覚えた。
そして、用具の修理に使われるミシン、リベットマシーン、これは何に使うのだろうという工具類・・・
興味深々、若干、興奮気味。

「これはどういうふうに使うのですか?」
とすぐにでも聞きたい気持ちを抑え、Kエクイツプメントマネージャーとそこで、まずはお互いの自己紹介。

KさんがチームのEQマネージャーとして関わるようになったのは10年程前のこと。
そもそものきっかけは大学時代、アイスホッケーを始めるにあたり当然、防具が必要になるが高くてすぐに買うことができず、アイスホッケーの用具の輸入商社でアルバイトをしたことがきっかけだったという。
そしてそのままその会社の社員となり、元々、英語が堪能だったことから用具メーカーとの交渉で、海外に行くことも多く、そこでメーカーの担当者やアメリカ、カナダのチームで働くEQマネージャーとも知り合いになり、用具の最新情報や修理技術などを学んできたということだった。
用具に関する知識、技術があり、そして英語もできる- 当時、日本リーグでもアメリカ、カナダなどから日系の選手を受け入れるチームが多くなり、そこでチームから声がかかり現在に至る、ということだ。

こういう方が日本にいること、自分自身ますます興味深く、色々なことを聞いてみたくなった。

このお話をきっかけにアイスホッケーの用具のこと、エクイツプメントマネージャーとしての仕事のことなど、1時間ほど色々、伺っただろうか。

特に用具環境のことでいえば、フットボールもアイスホッケーも色々、共通することがある。
例えば
-用具が高い

Kさんのお話でもそうだし、先日、日本人としてはじめてNHLデビューを果たした福藤選手も用具が高いことがネックでアイスホッケーを始められなかったかもしれないという記事が出ていた。
「アメフトをやってる子の家はお金持ちだよ。」
現場に行くとこんな声を聞くことがあるが、「お金がかかる」というイメージがフットボールにもアイスホッケーにもある。それぞれのスポーツの競技人口との関わり。けして、無視できない問題。
と、思うのと同時に本場アメリカ、カナダでもけして安いものではない。元々が高く価値のあるものなのだ。
そして、お互いに話したのが「メンテナンス」の重要性。
また、用具だけではなく用具をメンテナンスするのに必要な工具なども例外ではないという。
例えば、アイスホッケーの分厚いグローブの破れを補修するのには工業用のミシンが必要だし、シューズのブレードを調整するというアイスホッケーには不可欠なメンテナンスでは日本では手に入らない専用の工具が必要でコストのかかるものらしい。

その用具自体がほとんど本場アメリカやカナダにあるメーカーで作られて日本に輸入されていることを考えると、
-最新の用具事情などを把握しておくには海外の情報にも常にアンテナを張る

自分自身で言えばこのブログでも紹介しているAEMAに参加することや、Kさんが言っていたのは国際試合などで知り合いになった各国のEQマネージャーと連絡をとることやアイスホッケーのEQマネージャーの協会での交流などは経験を積んだ今でも最新の情報や技術などを学ぶためには大切なことだとおっしゃっていた。

そして、日本のアイスホッケーチームでは「エクイツプメントマネージャー」はよく知られている存在かと質問をしたが、ラビッツをはじめとするアジアホッケーリーグに所属する国内のいわゆるトップチームにはKさんのようにチームのエクイツプメントを担当するスタッフはいるが、必ずしも「プロ」というわけではなくチームの母体が会社であることから、立場はその会社の社員である形がほとんどということだ。
さらにいうと、これが大学のチームになると防具などのメンテナンスは個人であったり、プロショップの担当者が営業に来たときなどにケアしてくれるのが現状のようだ。
つまり、
「エクイツプメントマネージャーという存在はほとんど知られていない。」ということだ。

こうして書いていると、なんかネガティブな共通点が多いような気がするが、「だからこそ」「ならば」ということを伝え、少しづつ、日本のスポーツエクイツプメント環境を変えていくという思いを話したかった。

この後、アリーナに隣接する選手寮の食堂で昼食までご馳走になり、チームのアスレチックトレーナーにも紹介していただきEQマネージャー、トレーナーとの横のつながりも今後の活動のキーワードになることをあらためて感じた。
そして、また自分にとっては尊敬すべきエクイツプメントマネージャーが増えた。

福藤選手のNHLデビューでスポーツニュースでも目にすることが多くなったアイスホッケー。
表には見えないが激しいコンタクトから身を守るユニフォームの下のショルダーパッド、パックを打つスティック、華麗さとあのスピード感を支えるスケートシューズ等々。プレーはもちろんだが、選手が身につける防具、用具にもちょっと注目して欲しい。そこにエクイツプメントマネージャーの存在あり。

小さく一歩、また一歩。

まずは今回のように現場に行き、思いを伝えていくことをしていこう。

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ちょっとマニアックな画像 ミシン

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2007年01月27日

アイスホッケー

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ブログの更新とかなりタイムラグがあるが先日、アイスホッケーアジアリーグを観戦しに新横浜プリンスホテルスケートセンターに行った。
対戦カードはSEIBUプリンスラビッツ対王子製紙。レギュラーシーズンも終盤、2位と3位のチームの対決ということもあり、会場はかなりの盛り上がりで、実際に自分も立ち見での観戦になった。試合会場の雰囲気、ゲーム回りのオペレーション、ハーフタイムの演出等そちらも特にアリーナフットボールのチームに関わったことがあるので、日本の室内スポーツのこれからの盛り上がりを考えると気になるところであったが、それはさておき、ひさしぶりに観戦した生のアイスホッケーは相当おもしろかった。
以前、コロラドにいた時は、NHLのコロラド・アバランチのゲームを見たり、アイオワにあるアリーナフットボールのチームにいた時は、同じアリーナを地元のマイナーホッケーリーグに所属するチームと併用していたので何かとゲームを見る機会も多かった。それと、もう一つアイスホッケーを興味深く見る理由の一つとして用具(防具)が非常に大切なスポーツであるということ。これはかなりアメリカンフットボールのエキツプメントにも共通するところで、身に着ける用具(防具)が多く、そしてそのメンテナンスもまた、欠かせないものになるということは容易に想像がつく。特にアイスホッケーではスケートシューズのブレード(刃)を調整するというほかのスポーツではあまりすることのない非常に大事な仕事がある。
AEMAのコンベンションに行ったときに、カナダで働くメンバーのほとんどはアイスホッケーに関わるエクイツプメントマネージャーで彼らと話してそんな話を聞いていた。そこで、日本のアイスホッケーにエクイツプメントマネージャーとして携わる方に、もっと詳しくアイスホッケーにおけるエクイツプメント事情を聞いてみたかった。そして、前回のブログにも書いたスポーツの枠を超えて、エクイツプメントに関わる情報や状況を共有する場を作りたいという思いを他のスポーツのエクイツプメントの関わる人達にも話してみたいと思っていた。
そして、この日はゲーム終了を待って、選手の「出待ち」ならぬエクイツプメントマネージャーの方に声をかけるチャンスを待ち、搬入口で待機をしていた。
次回のブログでまた、報告するがSEIBUプリンス ラビッツのエクイツプメントマネージャーにお会いすることができ、後日、訪問させていただくことになった。
実際に先週、お会いしてきたのでその話は次回に。
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2007年01月14日

今年も来ました!

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つい先日、AEMAの本部から郵便が届いた。中身は大体、この時期であれば会報誌かなんかかなと思って封を開けてみると6月に開かれる33回目のコンベンションの開催要項、参加申込書etc...
確かに毎年来るものなのだけれど、こんなに早かったっけ?
今年の開催地はネバダ州ラスベガス近郊のレノというところ。
参加することになれば自身3回目となるAEMAコンベンションであるが、今年も是非、参加したいと思っている。送られてきた予定表を見ると毎年、内容にそんなに大きな変化はないように見えるが、経験豊富なエクイツプメントマネージャーが講義して、時に実演して見せてくれるワークショップはこの機会にしか聞けない内容であるし、フットボール関連のエクイツプメントを中心に100以上のメーカーが集う展示会は、最新の情報を仕入れる場所としてはこれ以上ない場所であり、日本のフットボールの現場でも役に立つものがあればと、毎回、楽しみにしている。そして何よりも楽しみなのが、多くの尊敬すべきエクイツプメントマネージャーたちと出会えること。およそ四半世紀をエクイツプメントマネージャーとして過ごしてきた大先輩から学生エクイツプメントマネージャーまで実に約500人、エクイツプメントマネージャーといってもそれぞれが色々なバックグランドを持って活動しているからおもしろい。先述したキャリア年数もそうだが、その違いはエクイツプメントマネージャーとして携わっているスポーツであったり、働いている場所がある人は大学、ある人はプロスポーツチーム、また、トレーナーの世界では女性も多く活躍しているが、エクイツプメントマネージャーにも以外と女性は多い。自分が所属しているAEMAのディストリクト10はカナダのメンバーが多く、そのほとんどがアイスホッケーのチームでエクイツプメントマネージャーを務めており、フットボールでのエクイツプメントマネージャーの経験しかない自分にとっては彼ら話を聞くのは面白いし、互いの国のスポーツ事情を話すことができるのもこのコンベンションに参加する有意義な点だと思っている。
前回のブログで日本にもエクイツプメントマネージメントに関するコミュニティのようなものを作っていきたいと書いたのだが、その背景にはAEMAに参加してこういう様々なバックグラウンドの違いを「スポーツエクイツプメント」をキーワードに結び、違いがあるからこそ知らない「情報」を交換、共有していくことが日本のスポーツにもできればと思っていたことがあった。
例えばサッカーのホペイロにスパイクを磨く時にはどのようなことに注意をしているのかを教えてもらう。その方法はアメフトやラグビーでスパイクを手入れする時に、役立つかも知れない。
簡単に言えばそんなことだ。
今年はそういう活動をしていくことを視野に入れつつ、またテーマをもってAEMAコンベンションに行きたい。
ちなみにAEMAコンベンション開催地のレノ。行ったことはないけれどラスベガスの近くということで、去年、コンベンションが終わる時にはみんな「SEE YOU RENO! BRING MONEY!」って言ってた・・・日本から行くだけでも結構、かかるんですから。飛行機代・・・
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見にくいですが、コンベンションのスケジュールが申し込み用紙と一緒に送られてきます。

posted by hasegawa at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | Hasegawa | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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