2005年10月14日

Did you know?

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 先週末、ロスから飛行機で4時間ほどの場所にあるインディアナ州に行ってきました。滞在中にインディアナ州にあるPurdue Universityのアメフトの試合を見に行ったのですが、試合もさることながら、スポーツのスタジアムはどこもそれぞれに特徴があってとても面白いと改めて思いました。

 さて、前回の記事で『どうすればより多くの人に商品を知ってもらえるか?』について書きましたが、今回は私が考えた案について少し書いてみようと思います。

 テレビで野球中継を見ていたり、実際にスポーツ観戦に出掛けた時「一般の人が甲子園球場を2時間貸し切って野球をするとどれぐらい料金が必要なのだろう?」とか「野球場にある大きな企業名(スポンサー名)が入った看板を出すのに、企業はいくら払っているのだろう?」と思ったことはありませんか?
これを読まれた方の中には「えっ、一般の人でも甲子園を借りることができるの?!」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。

 上に挙げた2つの例は両方ともお金の話になってしまいましたが・・・それ以外でも例えば『球場(スタジアム)・チームの名前の由来』とか『そのスタジアムで今までに一番お客さんが入った試合(イベント)は?』など、答えを聞けば思わず「へ〜そうなの?」や「えっ、意外!」といった感想が出そうな世間にはあまり知られていない情報がスポーツの世界にもいろいろあると思います。
テレビで『トリビアの泉』という番組が大ヒットした様に、おそらく多くの人が今まで自分が知らなかった知識を得ることに対して興味があり、その新しく得た知識を今度は「知ってた?」と他の人に教えたいのではないでしょうか?

 アメリカで発行されている雑誌(スポーツに限らず)を見ているとよくページの端の方に『Did you know?』という見出しがついたコーナーがあり、ちょっとした知識が載せられているのを目にします。(日本の雑誌で言えば“ミニ知識”と言った感じですかね?)
また野球やアリーナフットボールの試合ではイニング間やクォーター間にその日観戦に来ているお客さんの中から選ばれた人が代表でスタジアム(アリーナ)のスクリーンに映し出されたチームや選手に関する問題に答えるというイベントがよくおこなわれています。
このような試みは日本のスポーツではまだあまりおこなわれていないですよね?

 私は『どうすればより多くの人に商品を知ってもらえるか?』を考えるにあたって、スポーツでももっとこのような“新しい知識”を利用すればよいのでは?と思うのです。

 すみません・・・また一回の記事で全部まとめられませんでしたが。。。
次回は<では、実際にどうすればよいか?>や<どのような効果が期待できるか?>について考えていきたいと思います。
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2005年10月07日

ターゲット(その3)

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ここ数週間、ロスの街中で『KINGS RULE!』というフレーズをよく目にします。
これはもうすぐ開幕するアイスホッケー(NHL)のロスアンゼルス・キングスのプロモーション看板に書かれたキャッチコピーで、『まもなくシーズンが始まりますよ!』ということを人々に知らせることを目的としたものだと思われます。
特にNHLは昨シーズン、ロックアウトで一年間全く試合が開催されなかったので、人々にキングスの存在をもう一度思い出してもらうために大々的にプロモーションを行っているのでしょう。

その反対に、私が働いているアリーナフットボール(AFL)のロスアンゼルス・アベンジャーズは「私たちはドジャーズやレイカーズの様な大きな組織ではないので、大々的な広報活動はせずにより地域に根ざしたプロモーション活動を展開することによってチームを広めていく」としています。なので、選手が地元の小学校や施設を訪問して子供たちと一緒に活動したり、地元のイベントに参加したりして人々と交流を図っています。

このアベンジャーズの考え(人々はもうドジャーズやレイカーズの存在はよく知っている→大々的な広報活動をする。)からすれば、先の2回の記事で書いたタイ航空の看板の意図も理解できますよね。(関空を利用するほとんどの人がもうすでに『タイ航空はロス〜大阪間に直行便がある』ということを知っている→大々的にプロモーションをする。)
私は現在『どのようにすれば、日本人の人にチームをもっと知ってもらえるか?』を考えています。確かにもし十分な予算があって、タイ航空と同じ様に日本人向けにチームの大きな看板を設置しても「あれは何の看板?」という程度の効果しか期待できないでしょうね・・・。

『どうすればより多くの人に商品を知ってもらえるか?』
私はスポーツビジネスに関わってまだ日が浅いのですが、本当にいろいろな要素を考える必要があり、大変なことだとよく思わされます。もちろんこれはスポーツビジネスだけの話ではないですよね!

次回は私が考えている案を書いていきたいと思います。。。
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2005年10月05日

ターゲット(その2)

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前回の続きです・・・。

 前回の記事(ターゲット:その1)を投稿した後、何人かの友人に「あの看板は誰をターゲットにしたものだと思う?」と質問してみました。そうすると、ほとんどの人から「やっぱりロスで生活している日本人を対象としたものじゃない?」という回答が返ってきました。
あの記事を読んで頂いた方はどう思われましたか?
おそらく「日本に帰省する人を対象とした看板じゃないの?」と思われたでしょう。
私自身もいろいろと考えてみたのですが、やはり同じ結論にたどり着きました。

 私が調べたところでは、ロスアンゼルスにはおよそ10〜15万人の日本人・日系人が生活していると言われ、看板が設置されていたトーランス市のように多くの日系企業のオフィスがあったり、日本人の住居が集中しているエリアがいくつかあります。
ですので、全体で12万人と考えて、まず簡単に東と西の2つに分けてみると6万人ほどの人が西日本出身とします。(東日本・東北・北海道出身の人は日本に帰る時はもちろん成田空港を使うという計算です。)それから、九州・四国出身の人の多くも聞くところによると、日本についてからも国内移動を飛行機でしなければならないので便利がいい成田空港や韓国経由を利用するらしいです。なので、6万人から1万人ほどを引いて・・・。
本当に単純な考えですが・・・ここで日本に帰省する時に関空を利用する可能性がある人は5万人ぐらいだとします。

 私は大阪出身なので、日本に帰国する際はいつも関空を利用します。夏や年末の帰省シーズンが近づくとよく友人から「今回はJALかタイ航空のどっちを使うの?」という質問をされます。
前回の記事にも書きましたがロス〜関空間には現在JALとタイ航空しか直行便がありません。なので、私が思うのですが、さっき出した帰省の際に関空を利用するであろう5万人の多くの人はもうすでに「直行便で帰るとしたら、JALかタイ航空しかない」ということを知っていると思うのです。

 このような状況から、私が最初にあのタイ航空の看板を見た時に「これは誰を対象としたもので、もし日本人が対象だとしたら、どれだけの効果が得られるのだろうか?」という疑問が生まれたのです。

 また今回もスポーツに関連したことにたどり着けませんでした・・・。
しかし、ここからようやくスポーツに関連した話に繋がっていきます!すみません・・・。
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2005年09月28日

ターゲット(その1)

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 今日車を運転している時にとても興味深い看板を見つけました。アメリカで車を運転していると必ずビルボードサインと呼ばれる巨大な看板を見ることができます。その看板を用いて企業は自社の製品を宣伝したり、映画会社はこれから公開される映画・テレビ番組の宣伝をおこなったりしています。自動車や映画会社だけではなく、ロスアンゼルスではメジャーリーグのドジャースやエンジェルス、アイスホッケー(NHL)のキングスなど様々なスポーツチームもこの巨大看板をチームの広告に利用しています。

 私が今日見つけたのはタイ国際航空の看板で、ロスアンゼルス〜大阪間のフライトを宣伝したものでした。看板の構成は上半分が折り鶴の写真を用いて『和』を表現したもので、下半分がタイ国際航空のロゴマークと機体の一部の写真となっています。
私がなぜその看板に興味を持ったかと言うと、「この看板は誰をターゲットとした看板で、どれだけの効果を期待したものなのだろうか?」と思ったからです。

 補足になりますが、現在、大阪〜ロスアンゼルス間を飛んでいる飛行機会社は日本航空(JAL)とタイ航空しかなく、ロスから大阪に行く時はどちらかの航空会社を使うという選択になります。(2社だけ?!と思われましたか?ちなみに成田〜ロスアンゼルス間にはJAL、全日空(ANA)、シンガポール航空、ユナイテッド航空など8社が運行しています。)
私は日本に帰省する際はいつも値段が安いという理由でタイ航空を利用しています。

 看板が設置されているのはトヨタ自動車やホンダ、アサヒビールなど多くの日系企業が北米本社を構えるトーランスという市で、具体的な場所は目の前に日本の製品が購入できる大きなスーパーマーケットがある目の前の交差点です。(そのスーパーマーケットはこちらではとても有名で、アメリカにいながら日本の製品が簡単に手に入ると言うことで多くの日本人が利用しています。特に週末には多くの親子連れで賑わっています。)

 ここまでの部分では全然スポーツと関係ない記事になってしまいましたが・・・。みなさんも一度「この看板は誰をターゲットにしたものか?」を考えてみてください。
今後スポーツに関連した内容に発展していきますので!
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2005年09月18日

『カッコいい』

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テレビのスポーツ中継を見たり、実際に会場に行ったりするとよく「アメリカ人は『カッコいい!』をつくり出すのが上手いなぁ」と感心させられます。

先日大学アメフトの試合を見に行った時、試合開始前にその日のスタメン選手の発表がありました。会場の大きなスクリーンには顔写真とポジション・名前・学年・出身地など選手に関するいろいろなインフォメーションが載せられ、「QB、Drew Olson、Senior、Piedmont,CA」と言った具合にメンバーが一人ずつ紹介されます。また会場全体にはアップテンポの曲が流れ、地元ファンは試合前でただでさえ興奮状態なのに、自分のお目当ての選手が紹介されるとそのテンションは・・・。
私は特にそのチームのファンということではなかったのですが、思わず「カッコいいなぁ〜」と思わされる内容でした。

私がインターンをしているアリーナフットボールのチームでも室内という特性を生かして、試合当日は音響・照明・時には花火など様々な効果を用いた演出がおこなわれています。その他にもチアリーダーのダンス・ハーフタイムショーなどもあり、単なるスポーツイベントだけでなくエンターテイメントとして様々な演出がありフットボールのルールを全く知らない人でも十分に会場の雰囲気を楽しめる内容になっています。

スポーツにおいて『カッコいい!』はとても重要な要素だと思います。
選手のプレーを見て子供たちが『カッコいい』と思い、自分たちもプレーを始める。会場の雰囲気を『カッコいい』と思い、また見に来たいと思う。・・・etc。
『カッコいい!』はファン心理の原点なのではないでしょうか。

ここ数年日本のスポーツチームもファンサービスに熱心に取り組み、試合を盛り上げるために様々な工夫をおこなっています。競技レベルの向上はもちろんのことですが、選手も含めたチーム全体がよりたくさんの『カッコいい』環境を作り出すことができれば、どんなスポーツでももっとファンを増やすことが可能であると改めて思いました。
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2005年09月12日

ライバル関係

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 先日、阪神の星野SDが来シーズンもタイガースに残留すると表明しましたが、みなさんは連日報道されていた『星野氏の巨人監督就任』について実際のところどう思われていたのでしょうか?(私は現在アメリカなので、インターネット経由での情報がほとんどなので・・・。)

私個人の意見としては「確かに星野氏が来シーズン巨人の監督に就任すれば世間の注目を集め、1、2年でまた巨人を優勝させれば、それこそ伝説の人となり・・・」というストーリーも考えましたが、やはり巨人の監督には就任すべきではないと思っていました。そこは越えてはいけない一線じゃないの・・・?!と。
(私は大阪出身ですが、別に巨人嫌いではないですよ!)

過去に両チーム間での選手のトレードやコーチの移籍はあり、そして数年前には『ミスタードラゴンズ』だった星野氏が阪神の監督に就任したこともありました。しかし、やはり巨人と阪神は昔からの大きなライバルであります。

どの業界にもライバルと言われる関係が存在し切磋琢磨していますが、特にスポーツにおいてはこの『ライバル関係』が選手・ファン、そして私のようにスポーツを広めたいと考える人間にとってとても大きな意味を持つのではないでしょうか。

「たとえリーグ戦の成績が悪くても、あそこの(ライバルの)チームには負けるな!」や「ライバルチーム同士の対戦は今までのデータは参考にならない」という言葉をよく耳にします。またアメリカではライバルチーム同士の対戦の時はファンもいつも以上に盛り上がります。先日も友人の出身大学のアメフトチームが数年ぶりにライバルチームを倒し、その翌日「やっと勝ったよー!」ととてもテンション高く話していました。

それだけスポーツにおいて『ライバル』とは人々を熱くさせるものであると思うのです。
(少しオーバーな表現かもしれませんが・・・)今回もし星野氏がライバルチームである巨人の監督に就任していれば、今まで長い年月をかけて築かれてきた巨人と阪神のライバル関係はあやふやなものになってしまったかもしれません。

スポーツをビジネスとして考える時、まず一番には(いろいろな意味で)数字が取れるか?が来ると思います。しかし、同時に今までの歴史、文化的背景、地域性・・・などいろいろな要素も十分考慮される必要があるのではないでしょうか。
posted by bizen at 12:54| Comment(3) | TrackBack(0) | Bizen | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月04日

はじめまして。

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初めてこのブログに投稿させていただきます。
Kayzeeさんから紹介していただきましたが、私はただ今ロスアンゼルスを本拠地とするアリーナフットボールのアベンジャーズというチームでマーケティング・インターンとして働いています。
私のチームは現在オフシーズン(アリーナフットボールのシーズンは1月〜6月です。)なのですが、これからこのブログを通して自分が見たり、実際の現場で体験したことについていろいろと書いていこうと思います。
アメリカでは今週から大学アメフトのシーズンが始まりました!(おそらく日本人からしたら、「なぜ大学のアメフトがそこまで人気があるの??」と少し信じられないかもしれませんが・・・)これから1月のシーズン終了まで毎週全米各地で熱戦が繰り広げられ、人々の話題の中心となっていきます。そう言った現地の様子もレポートしていきたいと思いますので、よろしくお願いします!
posted by bizen at 16:25| Comment(61) | TrackBack(6) | Bizen | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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